ま、適当に

思いつきで書くよ

太王四神記

NHK総合で半年かけて放映されておりました太王四神記。皆様、見てましたか?ご覧いただければ誰でも分かるかと存じますが、これ、朝鮮半島の歴史にろくな知識を持っていない私のような平凡な日本人にとっては最初から見ないとお話しにもならない、途中から見たって絶対に分からないという”20世紀少年”的な物語です。

主演は皆様ご存知のペ・ヨンジュン。わたしゃこの人に対しては別に何の感情も持ち合わせちゃいないのですが、こいつ目当てに騒ぎまくるおばさん、いや、ちょいと下品な言葉を使わせていただけるなら、韓流だ何だと意味もなく騒ぐくそババアどもには辟易としておりました。

「図に乗ってんじゃねえぞ、こら!」
「いい年こいて生ぐせえんだよ!」

TV画面に向かってこういうお下劣な言葉を常日頃から韓流ババアどもに投げかけていたのでした。

限りなく気の弱い私がこういう強い態度に出てるわけですから、もちろんその背景には、うちのおかんが普段から「韓流には興味がない」と断言していたという事実があります。おかんが好むことを真正面から批判するなどという恐ろしいことを、気の弱い私が出来るはずもない。そんなことをしたら最後、大げさではなく、我が身の危険を・・・・・ま、ともかく、そういう背景があったにせよ、私は必要以上とも思える執念深さを持って、繰り返し繰り返し声を大にして韓流ババア罵倒を続け、ナニゲに家族の潜在意識の中へと韓流ババア撲滅意識をすり込んでいったのです。

ではいったい何故、このような一見意味のなさそうな反復運動を私は展開してきたのでしょうか。

勘のいい皆様ならもうお分かりでしょう。そうです。うちのおかんはいつの日か必ず韓流ババアへと転身すると思っていたからです。

お前はその辺にいる韓流ババアなどとは一味違う。回りに流されない自分を持っているしっかりとした人間だ。・・・根っからのミーハー(表現、古!)であることを見抜いていながら、こうした雰囲気を無理にでもかもし出しつつ、彼女の「私は他の人と違うのよ。」「あんな連中と一緒にしないで頂戴!」といった優越感に基づく自意識を少しずつ覚醒させていく。私は長い年月をかけて、この作業に熱中して参りました。本人も他人からこういう目で見られることがうれしいタイプなので、その自尊心をくすぐりつつも、一貫して韓流ババア罵倒の態度を崩しはしませんでした。そして、このような地道な草の根運動を展開してきた結果、「私、やっぱり韓流が好き」などとはとても言い出せない状況を家庭内に作り上げてきたのです。

その後、NHKで太王四神記が始まりました。韓流など興味はないと公言しつつも、日ごろから友人の韓流ババアどもから十分な刺激を受けているおかんは、禁断の(?)韓流ドラマ「太王四神記」を見始めちゃいました。その言い訳として「歴史に興味がある」とかなんとかもっともらしいことを抜かしておりましたが、とにかくこのペ・ヨンジュン主演のドラマに足を踏み入れちゃったんです。

あとはもう簡単です。我が家に2冊、3冊と増えて行く韓流ドラマの解説本を見れば、彼女のはまりっぷりが知れようというもの。おかんは今も尚、「私は歴史ものが好きなだけ。」「ペ・ヨンジュンが好きなわけではない。」「冬ソナなんかは嫌いだもん。」などと強がってみてはおりますが、こんなのがでたらめであることはもはや自明です。ただ単に冬ソナを見たことがないってだけで、一旦見ちゃえばドップリとはまる体質であることはとうの昔に見抜ききっておりますし、それを知りながら、「ああそうかい」と同意してやる大人の余裕を見せつけつつ、誰が見ても明らかな自己矛盾に顔を歪めながらそれを正すことも出来ないおかんを横目でちらちらと眺めながら、思う存分韓流ババアの罵倒を続ける私。ああ、楽しい!幸せじゃ!

・・・・って、もういいっての!そんなことが言いたいんじゃありません。

私自身もこの太王四神記ってやつ、この前通して見てみたんですよ。我が家のHDDレコーダーに太王四神記全24話が収納されていて、個人的には邪魔くさくって仕方がないんですけど、あれほどうちの韓流バ・・・もとい、おかんを夢中にさせる魅力って何なんだろうと思い、消す前に自分でも見てみようと、HDDレコーダーのスイッチを入れてみたんです。すると・・・・・

「こ、・・・これは・・・・・」

衝撃でした。まるで”ゲキレンジャー”や”ドラゴンボール”のようなんです。

ゲキレンジャーの”激気”や”臨気”みたいな、生身の人間じゃあり得ない力をもった登場人物たち。ゲキレンジャーの”激臨の大乱”みたいな、過去の神話を絡めたストーリー展開。ドラゴンボールのように、主人公や敵方を持ち上げては落とし、落としては持ち上げるという古典的手法。CGとかべらぼうな技術を投入した割には「道路にタイヤの跡が残ってるぞ」「落ち葉の落ち方が超不自然だぞ」「雨の降る角度が画面切り替わるたびに違うぞ」などと簡単に突っ込みを入れられちゃうような、ちょっと間の抜けた演出。一見すると贅の限りを尽くしたように見えますが、ちょこちょことボロが出ちゃっているまるっきりゲキレンジャーっぽい作り話。そんな感じなんです。・・・って、別に貶してる訳じゃありませんよ。ご存知の通り、わたしゃ、ゲキレンジャー好きですし。素直に好感が持てたってことが言いたいだけです。

この中で、わたしゃ第三近衛隊隊長のカクタン(という名前だったっけ?)が好きでした。「好きでした」と過去形で書いたのは、この娘、2つくらいの小ストーリーに登場してすぐに死んじゃうからなんですけどね。ここから先は見てない人には分からないでしょうが、ま、分からなくても全然よろしい。とにかく、この娘が敵と戦って深手を負いながら、健気なまでに自分の使命を果たそうと王の遺言を命懸けで太子役のペ・ヨンジュンの野郎に伝えたというのに、あろうことかこのペ・ヨンジュンとかいう下衆野郎は、報告が終わるや力尽きかけて崩れ落ちたこの娘に「誰に頼まれてそんなウソを言うんだ!」みたいな罵声を浴びせて剣を突きつけやがったんですよ。それでもこの娘は剣を突きつけられたまま、苦しそうに「私はお伝えすべきは全てお伝えいたしました。」とだけ言い残し、静かに目を閉じたんです。

「てめえ、ペ・ヨンジュン!お前って野郎は人間の心をもってんのか!かかってこいや~!」

目に涙をためて、TVの前で思わずこのド腐れ野郎を罵倒した私の怒りが、皆様にご理解いただけますでしょうか。これで見事、ペ・ヨンジュンが大っ嫌いになりました。あいつの普段の笑顔など、人気を得るための偽りのもの以外の何者でもない。韓流ババアの目はごまかせても、おいらの目はごまかせねえぞ。お前の本性、見切ったからな!

・・・・・というわけで、あわれ、韓流ドラマにのめりこんでしまったメタボオヤジがここに誕生したのでした。(ちなみに、巷で人気爆発のスジニはかわいいにはかわいいけど(特に後半)、根がメチャ生意気そうなんでおいらはパスします。)

もしこの説明で太王四神記が見たくなった人は(そんなやつはいないと思いますが)、カットありの日本語吹き替え版ではありますけど、DVDフルセット全24話を貸してあげますからメールください。

んじゃ。

スポンサーサイト
  1. 2008/10/02(木) 21:25:41|
  2. その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ゆたろ運動会撮影 | ホーム | 5D後継機が出たね>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://yutakota.blog34.fc2.com/tb.php/123-3c05aed9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

ゆたこた

Author:ゆたこた
サッカーと写真と車等々について書き散らかします。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる