ま、適当に

思いつきで書くよ

1-2.加速

ブレーキペダルから足を外します。すると、車はクリープ現象で前に進み始めますが、出だしはなるべくクリープ現象に任せて(アクセルを踏まないで)ください。クリープ現象により得られる車速(せいぜい時速3~4kmでしょうけど)がピークを迎える直前くらいに、アクセルをジワッと微妙に踏みはじめます。これで車はゆっくりと速度を増していきます。そして、車速が10~15km/hを越えたあたりから、加速感を十分体感できる程度にまでアクセルをグングン踏み込んでいきます。これにあわせて車はスルスルと加速していきますが、巡行速度に達した段階でアクセルを踏むのをやめます。


<我流解説>

加速段階で最も燃費に影響を及ぼすのは出だしのアクセルワークです。

いわゆる「急発進・急加速」。いきなりアクセルをガバッと底まで踏み込んで過激な加速をしていくだけで100ml程度の燃料を余計に消費します。10回やれば1リットルものガソリンをそれだけで消費することになりますので、1リットル140円として1回14円ずつ損してるわけです。この急発進・急加速をしないというだけで燃料消費を抑えることができるのですが、どうせやるならもうワンランク上のレベルで消費量を抑えちゃいましょう。そのために、まずはクリープ現象を最大限に利用します。

ブレーキを外しただけで車がニョロニョロニョロっと前進し始めるAT車特有の現象「クリープ現象」、これについては皆さんご存知でしょうが、クリープ現象だけでそれなりの車速を得られるならば、燃費においてこれほど有利なことはありません。クリープ現象でどれだけの前進速度が得られるかは道のアップダウンに影響されます。道が下っていればそれなりに加速していくでしょうし、上っていれば停車したままかもしれません。気をつけていれば気づくことですが、その前進する程度は道のちょっとしたでこぼこにすら意外と影響されるものです。

ちなみに、この考えを推し進めていくと、実は停車の段階で気をつけておくべきことに気づきます。

「車を完全に停車する位置は、なるべく車(タイヤ)が前下がりの状態になるところに停車する。」

停車位置のちょっとした道の傾斜を読み、例えば前車のすぐ後ろが平坦でも、その2mくらい後方までは下り坂だった、なんて場合は、わざと車間を開けて下り坂に停車する、などといった工夫が必要になります。

話を戻しますが、クリープ現象により得られる車速には限界があります。アクセルを踏んでいないわけですから当たり前なのですが、そのスピードがピーク(時速3~4km程度?)に達すると思われる直前、アクセルをジワッと踏み始めます。これによって、クリープ現象で得られた加速をスムーズに引き継ぐことができます。

と言っても、スピードがピークに達するのはブレーキを外してせいぜい1~2秒程度です。クリープ現象そのものの燃費はよくはありませんので、この状態を引きずることなく、アクセルはとっとと踏み始めてください。

一般に発進から時速10~15kmに達するまでのアクセルコントロールが加速時の燃費を左右するといわれており、実際に燃費計をにらみながら何度も加速実験を繰り返せばそれが事実であることが簡単にわかります。(燃費計を購入された方は、様々な加速法を一度お試しください。)そのジワッと踏んだ状態のまま時速15kmを越えるまでは我慢してゆっくりとした加速を続けます。・・・って、こんなふうに書くと、ものすごく時間がかかるように思われるかもしれませんが、実際には燃費に無頓着な他の車の加速とそう大きくは変わりませんし、後のアクセルワークで簡単に取り戻せる程度の差です。(要するに、ここで言っているのは「急発進はするな」とほとんど同義と言えます。)

そして、時速15kmを越えたくらいからアクセルをグ~ッと踏み込んでいきます。

15km/h以降のアクセルワークはトータルの燃費にはあまり影響しません。そのままじっくり加速しようが、それなりの加速感を得ながら加速しようが、一定速度に達するまでのガソリンの消費量は大差ありません。ただ、いくらあまり影響しないとはいっても、ここで急発進並みにドバッとアクセルを踏んでしまったら、やはり燃費はそれだけ悪化します。では、具体的にどれくらい踏み込んでいけばいいのでしょうか?

答えは「急加速でなければいい」。即ち、ポンピングロスが低下する瞬間を体感できない程度に加速すればいいのです。

皆様はポンピングロスってご存知ですか?エンジンはガソリンを燃焼させるために空気を必要としますが、ポンピングロスとはアクセルを踏んだときにエンジンが感じる空気を吸い込むに当たっての抵抗を意味します。(それなりに噛み砕いた表現だと思っているのですが、説明が下手すぎて分かりませんかね。(笑))いえ、ポンピングロスなんて知らなくてもかまいません。ともかく、アクセルを踏み込んでいくに当たって、ガッとした突然の加速の変化が体感できないようなスムーズな加速をする。ぶっちゃけて言うなら、背もたれがなければ後ろにひっくり返ってしまうような急激な加速は避ける。背もたれがなくてもなんとか座った状態を維持し続けられる程度の加速をする。とまあ、これくらいの説明でよろしいでしょうか。

実際にはどんな加速をしてもガソリンの消費量に大差ないわけですから、実はそこでどの程度の加速をすべきなのかは運転法そのものではなく、自分の前方の交通状況に答えがあります。前がゴチャゴチャしてすぐに減速をかけなければならないようなときは、その状況を常に監視し車間を確保しながらアクセルをジワッと踏み続けてゆっくり加速していけばいいでしょうし、前がガラ空きでしばらくは減速する必要がなさそうな場合は、アクセルをそれなりに踏み込んで早い段階で車速を一定速度までもっていくことで距離を稼げばいいわけです。

欧州などでは後者、即ちアクセルを踏み込んでさっさと一定速度まで上げてしまう方が燃費がいいとされているようです。ここ日本においてもその説を支持する人は結構多く、実際その方が燃費がいいと言えるケースだって多々あります。私自身、条件的に問題がない限りは、なるべく早く一定速度まで上げるのが常です。なんたって、その方が目的地に早く着きますから。ただ、混雑時や信号の多い道、あるいは急発進・急ハンドル・急ブレーキを繰り返すガラの悪い運転手が多い道などでは、せっかく貴重なガソリンを使って速度を上げたとしても、すぐにフットブレーキを踏んでしまって速度を得るために使用したガソリンが無駄になりがちです。よって、当然のことながら、こうした場合はゆっくりと加速した方が有利です。

要は、加速後すぐにフットブレーキを踏むことのないような加速を心がけることです。正確な状況判断の下で臨機に適切な運転法を選択していく。これが燃費を左右するのです。

1回のドライブで何十回何百回と繰り返される発進・加速動作。ここでの操作の違いが燃費を大きく左右しますので、「発進から時速15kmまでのアクセルワークはデリケートに」「15km/hを超えたときの加速の程度は臨機応変に」を肝に銘じて、燃費向上に取り組んでください。

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  1. 2008/01/12(土) 00:50:13|
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