ま、適当に

思いつきで書くよ

70-200F4L IS

先週末、また5D2のサンプルを見る機会がありました。こいつを買う気満々の友人から「デジタルフォト」という雑誌が提供している画像サンプル(700MB以上ありました)の提供を受けたのですが、これらをじっと見てみるとやっぱりこれ、イマイチ・・・つーか、とってもAPS-C的ですね。・・・・・って、今回は5D2の話をするつもりはなかったんですけど、とりあえず話の導入に必要ってことで、今しばらく我慢してください。

さて、これら5D2サンプル一つ一つの画像に「容量ばかり食いやがって」だの「フォーカスがデタラメだ」だの「5Dより劣る」だの何だのとケチをつけまくって(?)いたのですが、そのうちにふと、

「5Dで撮った画像って、本当にそんなによかったっけ?」
「もしかすると、おいらの脳内で5D画像が美化されて妄想の域へと昇華しただけかも。」

という疑問がフツフツと沸いて参りました。そこで、早速過去撮り溜めた画像のチェックに走ったわけなんですが、妄想というほどデフォルメされた事実を確認することもできず、概ね正当な評価をしていることにホッと一息・・・・・・って、これも余談。いよいよ本題に入ります。

この一連の評価の中で、ただ一点、レンズに対する私の脳内序列を少し改めることになったポイントがありました。70-200F4L ISの評価です。解像力に対する信頼感は相変わらず高いままなんですが、ちょっと収差が酷いかなという点。これを今さらながら認識しちゃったんです。

最近はホント、このレンズの持ち出し頻度が常軌を逸しているほどで、ここ2~3ヶ月は「何でもかんでもこのレンズで撮っている」という状況になっていました。ゆたろ運動会、ゆたろ文化祭、こたろサッカー、こたろスーパータッチ(ラグビーの出来損ないみたいな競技)・・・・・たまたまこのレンズ向きのイベントがこの時期に集中したということもありますが、とにかく、このレンズの画像が我が家でドワッと増えることになっていたのです。その撮り溜めた画像を、今回改めてゆっくりと見てみたわけです。すると・・・

人肌と背景との境界に出るオレンジのギジギジした収差。これ、何と言うのでしょうか。こいつをそこかしこで確認できました。また、ある画像では白い服の周辺にモワッとした紫の妖気が立ち昇ったりしている。その頻度は大変低いものですが、はっきりとこれが確認できる画像を一回でも見てしまうと、他の画像でわずかにモヤけたような部分も全て「こいつが出かけているからこんな感じになっちゃうんだ」と認識できるようになってきます。「これ、なんとかならんか」ってことで、試しにSILKYPIXで収差補正をかけてみましたが、じぇんじぇん取れまへん。・・・となるともうダメ。その画像の評価はがた落ちですし、どうしてもこいつを取りたけりゃフォトショでいじくりまわすしかありません。

救いは解像感です。ズームでは一級の、というか、おいら的にはあり得ないレベルの解像感。これだけは相変わらずです。コントラストじゃないッスよ、解像感ッス。色でもない、あくまでも解像感。APS-Cとフルサイズの大きな違い、ドットピッチが狭いせいで起こる色ずれの大小に左右される解像感。このおいらが崇拝する絶対的パラメータにおいてこのレンズは優れているもんだから、相対的に○○フリンジなんてあまり気にならない・・・・・

と、ここまで思考を進めて、ほら、あまりの矛盾に固まっちゃうでしょ。そう、「色ずれのない画像に何故○○フリンジなんてものが出るのだ。あり得ん!」と。

まだあります。他のレンズよりも高感度ノイズが出やすいですね。特に色ノイズ。色乗りのよさが裏目に出てるってことなんでしょうけど、このレンズで撮影した高感度画像はホント、いただけません。その代わり、低感度の画像は美しい。色乗りも抜群。といっても、色乗りがいい=何もかも色で塗りつぶしているだけかというとそういうことではない。RGBをヒストグラムを確認しても、他のレンズで撮影した画像と変わらないですから。色と解像感とをおいらが取り違えているということもなさそう。・・・・んじゃ、色乗りって何?いや、そもそも”色”って何だろう・・・

いや~、このレンズ、やってくれますよね。ISをつけて画質が向上するなどという訳の分からなさに続き、おいらの阿呆な頭では容易に説明がつかない事象・現象がどんどん出てくる。・・・・いえ、別にこんなの、説明などつかなくてもいいんです。すぐに破綻するような薄っぺらい屁理屈でいくらこれらの現象を説明付けたところで、撮る画像がよくなるってわけではありませんから。それよりもね、70-200mmという一昔前には使い道もよく分からなかったこの焦点距離で、様々な用途が見えてきた喜びの方が大きいッス。

というわけでこの70-200F4L IS、おいらの中での”不思議ちゃん”状態が深みを増しました。おいら自身は何事も白黒はっきりしないと気が済まない性格ではありますが、このレンズに限っては訳が分からないこのままの状態で突き進もうと思います。

ご清聴、ありがとうございました。

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  1. 2008/11/04(火) 23:11:15|
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