ま、適当に

思いつきで書くよ

シグマ 17-35mmF2.8-4 EX DG HSM

キスデジを購入して我が家のレンズ群が全て望遠側にシフトした形となり、広角から標準域にかけての焦点距離をデジタルで撮影する術を失った私は、早速このレンズに目をつけました。
発売されたばかりのこのレンズはAPS-Cで27-56mm相当の焦点距離となることもあって、キスデジ用標準ズームとして、また銀塩では超広角ズームとしても使えることから大変魅力的に見えたからです。
早速購入してみました。

が、それ以来このレンズに、いや、引いてはシグマという会社に失望する出来事が続いたのです。

まずこのレンズ、購入当初から全然フォーカスが全然来ないし、片ボケまであります。それが半端じゃない。
「シグマって会社はこんなクオリティの低いレンズを合格品として市場に出すのかよ。どういう出荷基準とってんだ?」
ムカついた私は東京在住の友人に頼んで、このレンズをシグマに調整に出してもらいました。

そして、ちょうどカメラがキスデジからEOS 5Dに切り替わった頃と相前後して、そのレンズが調整から戻ってきました。
5Dを手にして、今度はこのレンズを本来の超広角ズームとして使えますから、「超広角ってどんな世界なんだろう」という期待感もあって、早速持ち出して撮影してみたのです。

調整に出したおかげで片ボケは直りました。フォーカスも前よりはマシになりました。が、やはりどうもフォーカスがカチッと来ません。特に、絞りを開くとテキメンに使えません。カメラのせいかと思ってキスデジでも撮ってみましたが、結果は同じです。
「なんだかな~」と思いましたが、どうやってもからきしダメだった調整前と比べて、F8まで絞ると等倍で鑑賞さえしなければ何とか見られるって感じなので、不承不承F8まで絞って使っていました。

ちなみに、私は室内で写真を撮ることは滅多になく、屋外の太陽光線の下で撮影することがほとんどです。
外で遊ぶ子供を撮ったり、その辺の風景を撮ったりすることばかりで、被写体のすぐ近くに寄った写真などほとんど撮りません。
「超広角」で「さほど近くない被写体」を「十分に絞って」撮っている、即ち被写界深度は十分に深いはずなのです。
なのに等倍で見るとちゃんとフォーカスが来ていない。これがどうにも理解出来ませんでした。

ただ、撮影を重ねるに従って前ピン傾向には気づいていました。
「なんか、手前にフォーカスが来ているような気がする。」
漠然とそう思っていました。
でもこれ、一回調整に出しているのです。おまけに、被写界深度だって十分に深いはずです。
「17mmF8で撮ってて、前ピンも何もないよな。」
当然のようにそう考えていました。

そしてある日、知り合いの家でパーティーがあって、撮影を頼まれました。そんなに広い家ではないので、このレンズを持って行きました。
このレンズをつけたEOS 5Dに外付けのストロボ430EXを装着。
ISO100でF8の絞り優先でも1/15~1/30秒くらいで撮れるくらい明るい部屋でしたが、手ブレがいやなのでプログラムモードで100枚くらい撮影してきました。(絞りはだいたいどれもF4)

帰宅してから画像を見ると、どれもこれも見事なばかりにフォーカスが来ていません。
適当にA4サイズに印刷して欲しいとの注文でしたから、もう泣きそうでした。
その中から比較的ましなやつを5枚程度選び、更にシャープネスを無理矢理上げて印刷。
撮影を頼んできた知り合いにそれをお渡ししてお茶を濁しておきましたが、どうにも気分が晴れません。
このレンズをたたき割ってシグマに送りつけてやろうかと思いました。

撮影した100枚程度の画像を順に見ていくと、狭い室内ですから肝心の被写体以外にもあちこちに様々なものが写っています。
そこで初めて前ピンであることを確信しました。手前に写っているものにフォーカスが来ている写真が何枚かあったのです。(被写体が遠いとどこにもフォーカスは来ませんが、被写体が近ければピタッとフォーカスの来ることがあるってことです。前ピンだけどね。)

これ、再調整に出そうとも思いましたが、ネットには「調整に出したのに『問題なし』なんて言われて無調整で返ってきた」なんて報告も散見されます。レンズをわざわざ梱包してシグマに送るなんてこと一つとっても一ユーザーにとっては超面倒くさいことだってのに、ろくでもねえゆるゆるの基準を持ち出されて「問題なし」なんて言われちゃった日には、怒髪天を衝くことになる。
よって、もし再調整に出すとしても、その前にとにかくこのレンズの前ピンっぷりがどの程度なのか、ちゃんと調べておこうと思いました。(←これだって私にとっては超面倒くさいんですけどね。)

結果、やはり遠い被写体ではどこにもピントは来ておらず、被写体が近いときには合焦しても怒涛の前ピンでした。

--------------------- 試写概要 ---------------------
近い被写体でどう写るのかを試した様子を掲載します。下の写真をご参照下さい。

被写体はメジャーと神奈川県観光協会のパンフレットで、フォーカスはパンフレットの「観光」という文字(=メジャーの「100」cmのところ=マッチ棒を置いてあるところ)に合わせています。
室内に三脚をぶったてて、リモートスイッチでレリーズ。レリーズの度にマニュアルでフォーカスを無限遠にもっていきました。(撮影毎に無限遠からオートフォーカスさせるためです。)
中央だけでなく、左右のフォーカスフレームも使用。絞りは開放~F8まで振っています。

試写の様子
こんな感じで撮って、フォーカスが来ているかどうかを等倍で確認しています。(左下の黒い棒は三脚の脚です。)

17mmF2.8 怒濤の前ピン
この写真はフォーカスフレームは中央を使用し、ワイド端17mmの絞り開放で撮った結果なんですが、上のサムネイルをクリックして、等倍画像を見てみて下さい。怒濤の前ピンだから。(フォーカスは120cmくらいのところに来ていますね。おまけに全然シャープじゃねえし。)
実際にはこの他にもフォーカスフレーム、焦点距離、絞りを変えながらしらみつぶしに調べています。→全て同じ傾向(前ピンとふにゃらけシャープネス)でした。

ついでに、我が家にあるレンズもぜ~んぶ試してみたんですけど、こちらはどれもジャスピン。
キャノン(単焦点L2本、単焦点2本)やタムロンSPレンズ2本(A09、A272E)はもちろん、我が家きっての安物高倍率ズームであるタムロン28-200mm(A031)だって、どの焦点距離でも被写体との距離に関係なくみんなジャスピン。

タムロン28-200mm
こちらはタムロン28-200mm。超安物レンズだってのに、見事にフォーカスが来ています。
-----------------------------------------------------

こんな妙なことに悩まされてんのって、このレンズだけだっての!
シグマのレンズってみんなこうなの?

ここで私は声を大にして言いたい。
「シグマはいったい何を調整したのでしょうか!」(怒、怒、怒!)
でたらめな出荷基準もそうなんですが、これだけピントのずれまくってるレンズを「調整しました」ってユーザーに渡すその神経が理解できません。この会社の”調整”って何なのさ!

このレンズを再調整に出すかどうかはまだ決めていません。だって、調整に出すなんて、ただそれだけでも鬱陶しくて面倒くさいから。(超広角の面白みにまだ気づいてないから、私にとってそれほどの緊急性もないのです。)ネットを徘徊すると、私と同じ問題に苦しんでいる人も結構いるみたいです。てことは、もしかするとこのレンズの設計自体がダメってこと?

たった一回の調整がうまくいかなからって全てを決め付けるななどと言われるでしょうけど、私は遠慮なく決め付けます。
この会社が自社商品に愛情を持っているとは思えない。シグマほどどうしようもない会社はない。
俺様にこんな面倒っちい試験までさせやがって!真剣にモノ作りをしていないこんな糞会社の商品はもう金輪際買わない。
ユーザーをコケにしやがって。ふざけんな!

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  1. 2008/01/21(月) 19:11:29|
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  4. | コメント:1
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コメント

試してみたよ

私もやってみたけど本当によかったよ

http://mkt.mbad.biz/girls/
  1. 2008/01/21(月) 20:14:14 |
  2. URL |
  3. こんな感じだよ #JyN/eAqk
  4. [ 編集]

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