ま、適当に

思いつきで書くよ

一脚

”一脚”について屁理屈を述べよ!というピンポイントの要望がありましたので、そのご期待にお応えしようかと思います。(じじいの屁理屈ですからくどくて長いですぜ。覚悟するように。)

さて、望遠レンズでの撮影には便利といわれる一脚ですが、皆様はこれを使用していますか?

わたしゃ一脚を持っていることは持っています。(歯切れ、悪!)その使用の対象は私の機材の中では5D+サンヨン(+エクステンダー)ってことになるわけですが、まず、これらがどんな状態になっているのか簡単に説明いたしますと、私はいつもサンヨンの三脚座にクイックシューを取り付けています。そしてクイックシューの受け側は自由雲台につけっぱなしにしている。即ち、私の機材一式は、サッカー撮影で一脚を使用する多くの人がやるように三脚座を一脚に直接取り付ける方式をとらないことを前提にセッティングされているわけです。

とはいえ、5D+サンヨンの望遠撮影においていつもこれを使用しているのかっつーと、現実には使わないことの方が多いです。私が一番よくやるのは一脚なんぞ使わず、三脚座に取り付けたクイックシューを直接左手の平に乗っけて、全体をそのまんま支えながら撮る方法です。この撮影方法にはダイソーで売っている簡易折畳み椅子(150円)が必須なんですが、まず座面の低いこの椅子に座ると両膝が自然と立ち気味になるでしょ?(うんこ座りに近い状態になる。)この立った左ひざの上に左ひじを立て、そのままの状態で手の平の上にサンヨンを乗せると、身体は自然体のまんま、カメラが撮影に丁度いい位置に来るんです。(文字で説明するのってホント難しいんですけど、ご理解いただけましたでしょうか?)

軽いサンヨンとは言え、無条件に手持ちするとさすがに疲れます。でも、この方式では左腕&左足の骨がカメラ・レンズを勝手に支えている状態になる。筋肉で支えるわけじゃないので疲れないんです。更に、手の平の上の平べったいクイックシューが得も言われぬ安定感をかもし出しますし、この状態で三脚座を使ってカメラを90度グリンと回して縦位置にするなんてことも当たり前のようにやってます。それくらい、どこにも負荷のかからない自然な状態なんですわ。よって、「一脚+自由雲台+クイックシュー」を持ち出すのは、現実にはダイソーの簡易折畳み椅子じゃないようなところに座る場合(三脚式の折りたたみ椅子とかレジャー用チェアーとかパイプ椅子とか出来合いのベンチとかその辺の段差とか)、あるいは立って撮影する場合などに限定されます。

サッカー撮影で皆様がよくやっておられる”一脚の直付け”ってのも、カメラを支えるという観点から言うなら確かに疲れません。ただ、直付けって相応に自由度が損なわれますよね。やったことのある人ならすぐにイメージできると思いますが、直付けだとカメラを振れる角度に限界があり、上下(前後)に振ることはほとんど不可能な上に、左右に広く(かつ素早く)撮影するという点でも不自由さを禁じ得ません。少し左右に振るだけで画像には一定の決まった傾きが出ちゃいますし、大きく振るためには自分の方が一脚の周りを回りでもしない限り物理的に無理ですから。上下のみならず、左右においてもいつの間にやらある角度での撮影を諦めているとか、撮影に何らかの制限をかませてしまう結果に陥ってしまうのが現実かと存じます。

更に、カメラ・レンズが一脚にがっちり付いているってだけで、ちょこまかと動き回るのに不便を感じるでしょ?サッカー撮ってると、椅子・カメラ・レンズ・一脚を全部持って撮影ポジションをちょこっと変える、なんてことがそこそこの頻度で起こります。そんなとき、一脚と直角方向に固定されているカメラ・レンズって片手での持ち運びに向いてなくて、取り扱う上で性質(たち)が悪い。何とか持ち運んだら持ち運んだで、移動先でのセッティング(一脚をテキトーに置くと違和感があるので、微妙に位置をずらしながらちょうどいい位置にセットする)にも時間がかかる。そういうときにはせめてカメラ・レンズを一脚から簡単に外せる状態にしておきたい。多少のズレは自由雲台に吸収してもらいたい。

というわけで、「ダイソー椅子+手持ち」が叶わないような状況では、レンズとの間に自由雲台とクイックシューとを入れて一脚を使用する。これをスタンダードとしているわけです。

一脚を使用する際、自由雲台はもちろんネジは緩めっぱなしにして、カメラを自由に振れる状態で撮ります。これだけで撮影の自由度が確保されつつ、手持ちと違ってカメラ(レンズ)はものすごく安定します。この「一脚+自由雲台」ってのは私の専売特許でも何でもなく、モノの本を読む限りは一脚使用法のスタンダードのようです。(その割には、一脚でこれをやってる人をあまり見ないけど。)そして、被写体が同じ高さにあるゴール裏などから撮るサッカー撮影のような場合に限って直付けでもOK。これが世の中の通り相場らしいッス。ただ、上でグタグタ述べてきたとおり、撮影に何らかの制限が生じてしまうこの”通り相場”はおいら的には許容の範囲外なもんですから、積極的に自由雲台を使用するところに落ち着いちゃってます。

一脚に関する屁理屈・・・・こんなところでよろしいでしょうか。なんだか屁理屈だけじゃ止まらなくなってきましたので、続いて、一脚に関する随筆タイムと参りましょうか。

ゆたろこたろの学校の校庭だとダイソーの椅子が使えますので、この環境下でサンヨン程度の重さのレンズを使用する限りは”手持ち&ダイソー椅子方式”が主流でありつづけると思います。ただ、今後サンニッパを買っちゃうとか、こたろがダイソー椅子を使えないような高校に進学しちゃったり、なんてことがありましたら、その際には”自由雲台&クイックシュー方式”が主流になると思います。カッコよく言うなら、TPOに応じて使い分けるってことになりますな。(って、別にちっともカッコよくなんかないけど。)

ここんとこ、日産フィールド小机の観客席から、それも最前列左端・右端の手すりの位置から撮ったりしてるんですけど、この場合はさすがに手持ちだと疲れちゃいますので、一脚を持ち出しての撮影となりました。具体的に言いますと、一脚をズイ~っと160cmくらいに伸ばして、その上に自由雲台+クイックシューをかませてレンズを乗っけます。そして、自由雲台のネジは締めずに、カメラが上下左右に自由に動かせる状態で撮影に勤(いそ)しむ。上に書いた通りですな。

とまあ、こんな感じで実際に撮影してて当たり前のことを当たり前のように思い起こしちゃったんですけど、もし三脚が立てられるんなら、一脚なんぞよりもそっちの方がずっと楽ですぜ、ダンナ。重量のあるカメラ・レンズを一切支える必要がなくなるからね~。その場合、たとえ自由雲台を使用していたとしても一脚みたいに前後左右に動いたりできませんから、三脚(座)を基点として自分が左右に動くことになるかと思います。でも、三脚だとカメラ・レンズの重みが全くかからないわけですから、それと比べれば自分が左右に動く運動量なんてたかが知れてますよね。

ま、そうは言っても、観客席で仰々しく三脚など立てて身体を左右に振りまくるなんてことしてたら周りの方々から鬱陶しがられてしょうがないでしょうし、ゴール裏なんかではボールがすっ飛んできた際に逃げ損ねたりすることもありそうなので、三脚ってもの自体がサッカー撮影においては非現実的なのかもしれません。ただ、それならその代わりに「一脚に自立用の補助脚をつける」ってのはアリかもしれません。てか、一脚が自立してくれたらとってもいいように思うんですけどいかがなもんでしょうか。

で、こんなニーズを知ってか知らずか(知ってるに決まってんだろ!)、世の中には自立式の一脚ってのが販売されています。これ、皆さん、どうすか?一般論的にはこれって相当いいんじゃないかと思いますけど。

ただ、サッカー撮影に傾注しております私個人の嗜好から申しますと、わたしゃ一脚にはできる限りのガッシリ感を求めますので、市販されてる自立式一脚はちょいと好みに合いません。どれもこれも一脚本体はもちろん、補助脚だって細すぎます。これだけ軟弱だと、自分の身体を左右に振る際に一脚が傾いちゃうと同時に、補助脚が簡単に浮き上がっちゃうように思います。下手をすると、脚がひん曲がるか、酷けりゃバキッて折れちゃうかも。

結局、サッカー撮影において補助脚ってのは細っこい脚が三脚みたいに先っぽだけ地面に接地してるようなものじゃ使い物にならなくて、それ相応の太い補助脚全体が全面ベタに地面に寝転んでいる状態でなければならない。それを上から足で踏みつけて押さえて使用する。(毎度のことながら、文字で説明するのは難しい。)そんなんじゃなきゃ、サッカー撮影では機能しないと思ってます。補助脚にも相当の強度が必要ってことですね。でも、そんな一脚(あるいは補助脚)、残念ながらどこにも売ってません。

というわけで、売ってないなら作るしかない。久々に”みんなで自作”でもしちゃいましょうか。サッカー撮影用の一脚の補助脚、なんだか面白くなってきましたので、近々のうちに別エントリーにて取り上げてみましょう。

最後に脱線しますが、先日魚眼にて撮影した日産フィールド小机の画像をアップしておきます。カメラはもちろん EOS 5D。これにうんこシグマの15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYEを装着し、あいにくの曇天の中、いずれも絞り優先F8、-2/3EV、ISO100で撮りました。

魚眼01
「日産フィールド小机 w/日産スタジアム」バクスタ(?)側の土手から撮影
1/250秒 F8 -2/3EV ISO100

魚眼02
「日産フィールド小机のピッチ」観客席から撮影
1/200秒 F8 -2/3EV ISO100

魚眼レンズって、被写体が近いと見事にグワンと歪むけど、遠いと歪みも目立たずに撮れるんですね。こりゃ、思ったより使えるかも。

ではまた。

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  1. 2011/02/07(月) 22:14:58|
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