ま、適当に

思いつきで書くよ

汚染の現状

福島第一原発周辺80km圏内の放射線量やらセシウムの蓄積っぷりとかが公表されたとかで、ある方より「これを見て何か言ってみろ」ってことでURL(リンク)を送ってもらいました。それを一目見て仰天。現地の放射能汚染は相当進んでいますよね、これ。おいら、根本的に認識を改めようと思います。

”別紙1”というのが地表面から1mの高さの放射線量だそうですけど、この数値の切り方を見てぶっ飛びました。単位は1時間あたりのマイクロシーベルトなんですが、一番レベルの低い地域として青く塗られた部分が1マイクロシーベルト/時間未満ってことのようです。これは年間に換算いたしますと1日24時間が365日分だからかけ算してっと・・・そう、8.8ミリシーベルト/年ってことです。(面倒くさいから、おいらは「1マイクロSv/時間は10ミリSv/年」(ザックリ1万倍)って覚えてますけどね。)

「子供の安全性基準は年間1ミリシーベルトにすべき。」

これが先日も書きました放射線安全学を専門とした東大大学院の小佐古教授の言です。てことはですよ、・・・青い部分ですらちっとも安全じゃないってことじゃん、これ!

それもこの値、地上1mのところの放射線量ッス。では、これだけの放射線をビヨヨ~ン放出している放射線源(放射性物質)はいったいどこにあるのでしょう。

空中に漂ってる?いえいえ、そんなことはないでしょう。そりゃもちろん、多少は漂ってるのかもしれませんが、それはあくまで主ではない。なんたってあの水素爆発から2ヶ月近くが経過しちゃっているんですからね。万有引力の法則により、その多くはやっぱり地表に落ちていると考えるのが自然でしょう。そのほとんどは地表面、あるいは地表から数ミリ~数センチ地中にもぐったところに堆積しちゃっている放射性物質からのもの。その結果がこの地上1mの放射線量と考えちゃったんですが、違いますかね。その証拠に、例えば伊達市と福島市との市境なんかで高濃度の(緑色の)部分が飛び地的にピンポイントに現れたりしてますけど、これなんか、水素爆発で高濃度放射性物質が空中を漂っていたときにたまたまこの地域で雨が降ったからこんなことになっちゃってるんじゃないの?要するにこれ、「あの一気の大量放出時に地表面に落っこちた放射性物質が主な線源であるってことの傍証だ」って言えるんとちゃう?

放射性物質からの距離が2倍になれば、放射線量は1/4に減ります。逆に、距離が半分なら放射線量は4倍になるわけです。てことはですよ、放射線源である地表面からより近くにいると言える小さな子供にとって、相当やばい状況・・・・なんてことは、容易に想像できちゃうんですね。単純に生殖器と地面との距離(高さ)だけ考えてみても、子供って大人の半分以下でしょう。これ、大人よりずっと放射線に弱い子供がずっと強い(4倍以上強い)放射線に晒されてるってことです。

更にこれも前に書きましたけど、半減期30年のセシウムなんかは、一度検出されちゃったらそのレベルからもう全然減らないんですよ。やばいと思わんの?そんなセシウムの地表面堆積量を図に表したのが2枚目にある”別紙2”ってやつなんですけどね。

これを見てまたぶっ飛びました。明らかに単位の切り方がおかしいです。桁を一つ間違えてるんじゃないでしょうか?あと、配色も変。つーか、あまりに恣意的でしょう。

信号の色を見慣れた国民を煙に巻こうとしてるのかどうかは知りませんが、30万ベクレル(/m2)未満の青い部分は安全で、100万ベクレルを越える黄色い部分あたりから危なくなってくる、とでも言わんばかりのこの切り方&色付けって、何らかの恣意的なものを感じざるを得ません。本当は、「20万ベクレル/m2で要避難」が正解。こちらは確かチェルノブイリか何かでの避難実績を反映している数値なので、物覚えの悪いおいらの頭の中にも未だしっかりとインプットされておりますし、生半可な屁理屈では覆りようのないものだと思います。従いまして、青く塗られた地域の中にも現実に20万ベクレルを越えているところは相当広範囲あると思いますので、この辺の数値をもう少し細かく切ってキチンと区分けした上で誤解を生じないような色付けをしていくべきだと思うんですが、なんでそうしないんでしょうか?更に一段上のライトブルー以上の地域は、問答無用で避難した方がええんとちゃうの?

とまあ、この辺の記述って未だに誤解されることが多いので何度でも繰り返しフォローしておきますが、おいらのこの意見は全て子供を基準に言ってます。これまた何度でも言いますが、ジジイ・ババアは平気ですよ。おいら達みたいなジジイ世代はここで黄色く塗られているほどの高濃度になってから避難してもOK。ライトブルーや緑色に塗り分けられた地域でも堂々と住み続けてください。ただ、子供はダメです。特に乳幼児なんかは言語道断。安全っぽく青く塗られた部分だって20万ベクレルを超えた本当はやばい地域なのかもしれませんので、年若い子供を抱えたご家庭は原発から少なくとも100km以上、可能な限り少しでも遠くに移住すべきでしょう。また、もしそれが叶わないのなら、せめて子供だけでも疎開させるべきかと存じます。

放射線感受性の年齢格差について、今の政府は徹底的にこれを封印し続けることに決めちゃってるみたいですね。対応の腰が定まってねえくせしやがって、こういうしょうもない覚悟だけはしっかりと決めているみたい。飯館村の避難勧告のタイミングを見ていてもそう。”放射線”と”放射能”の違いも説明できないレベルにある大多数の国民の基礎知識のなさにつけ込んで、あくまでも、どこまでも、大人の放射線感受性をベースとした判断を貫き通すつもりなんでしょう。なぜなら・・・

「若い人ほどやばいなんてこと、今さら言えない。子供だけ疎開させるなんて、そんなの現実的に無理。言ったらパニックを起こすだけ。」

もしこんなこと正しく皆様に知らせてしまった日には、おいらが前から気にしている原発の若い作業員なんてことだけじゃなくて、ちょいと考えただけでも各方面でとんでもないことになりそうですからね。要するに、そういうことなんだと思います。

でもね、パニックを起こそうが何だろうが言わなきゃなりません。正しいことは伝えなければなりません。なぜなら今、正しい対策がとられていないからです。これぞまさしく”人災”。今の政府は、何が大切なのか、完全に見失っていると言わざるを得ません。菅とかいう自称「放射線に詳しい」史上空前のうすらバカ野郎のアホ丸出しの判断によって、今、取り返しのつかない被害が生じつつあるわけで、この世界一使えない男が後世罵倒され尽くすってだけじゃすまんのですよ。

ちなみに、あの東大大学院教授の提唱する1ミリシーベルト/年っつーのは、逆算するとザックリ0.1マイクロシーベルト/時間ということです。記憶のいい方なら覚えていらっしゃるかと存じますが、原発建屋が水素爆発で吹き飛んでからしばらくの間、北茨城市で5マイクロを越えた、とか、埼玉で1マイクロを越えた、とか、南関東の横須賀ですら0.1マイクロシーベルト/時間を越えていたなんて時期がありました。数値的には十分やばいじゃん!ってことだったんですけど、これは半減期の短いヨウ素による線量が大きいだろうし、建屋内いにたまっていたものが一気に出てきたために放射線量が一時的に上昇したもので、いずれは落ち着くはず、と想像がついたためか、大騒ぎにはなりませんでした。実際に数日で数値は下がりましたしね。テンポラリーな数値上昇は必要以上に騒ぐような問題ではない。続くとやばいっつーことです。

では全国各地の今の放射線量はどうなっているのでしょうか。ちょいとググってみたところ、文部科学省がこのページで数値を公表しておりました。これをみると福島県、相当きてますね。県内のほとんどの測定ポイントで0.1マイクロを軽く越えています。2ヶ月たってもこれなんですから、今後これが下がるのかどうか・・・・・繰り返しますが、大人は大丈夫だと思いますよ。問題となるのは子供です。放射線に対してあまりにもひ弱い彼らが、今この瞬間にも許容レベルを超えて被曝し続けているわけですからね。

これはまあ、あくまでもおいらだけの価値観なので人様に強要できるようなシロモノではありませんけど、おいらにもし福島県の中通りや浜通り在住の親戚がいたとしたら、そこの子供は無理やりにでも引き取っていると思います。こうしているうちにも被曝し続けちゃってるわけですし、一旦被曝しちゃった分はそれこそ取り返しがつきませんからね。

「大人は大丈夫。心配要らない。お前らは安心して住み続けろ。ただ、子供だけはこっちに送れ。この数値が下がるまで我が家で預かる!」

筋道立てて理を解けば、冷静に理解してもらえるかと。

・・・それにしても、おい、佐藤雄平。こういうのはお前の仕事とちゃうんかい!命張って福島県下の子供を守ってみろ!

あと、その他の県は大丈夫なようにも見えますけど、福島県以外は一県ごとにたった一箇所のデータなので、せめて福島県に隣接する県だけはもう少し観測地点を増やすべきでしょう。特に県境のデータは必須だと思います。

最後に、これは「子供がそこに住み続けることが安全かどうか」というお話です。放射線に鈍感な大人なんぞはもともと議論の対象外ですし、ましてや福島県産の野菜の危険度がこれで上がったわけでもありませんので、そこんところはくれぐれもお間違えのなきように。

んじゃ。

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  1. 2011/05/10(火) 21:33:59|
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