ま、適当に

思いつきで書くよ

コントラバスの低音

プッ!(吹き出す音)・・いつもながら薄っぺらい意見をありがとう。悪いけど、何の参考にもならないよ。

コントラバスの低音ってのはね、豊かな共鳴成分で成り立ってるのよ。分離して前面で鳴るんじゃなくて、溶け込んで裏で鳴るの。それも豊かに。そこが例えばチューバみたいな管楽器とは一線を画しているところなんだよ。

20世紀終盤のデジタル録音導入期には楽器音を分離させることが絶対的な正義と信じ込んでいるような録音が花盛りだったけど、実際のオケってのはあんな風には聞こえない。へなちょこラッパ吹きだったおいらはいろいろな楽器の音がバッチリ独立して聞こえるこの楽器音分離強調録音をとっても好きだったが、本当は違う。感動をもたらすのはそこじゃねえ。オケってそうじゃねえんだ。生演奏を聴いてみろ。誰だってわかる。

生演奏の聴衆は、楽器の音を聴き分けながらもそれがメインではない。オケ全体の音の洪水、共鳴成分の音の中にドップリと浸るのだ。生演奏で得られる感動ってのはこの共鳴成分に由来する部分が大きいし、それを感じたいが故に生演奏を聴きに行く。へたくそなオケでもそれ相応に感動できるからだ。この部分ってのはスピーカーでの再現が難しい。よく聞こえない。特にそこが命綱ともいえるコントラバスの音ってのは、再生が本当に難しいんだ。

これをあるがままに聴かせることができそうなのは、おいらが購入を検討していたダイヤトーンのスピーカーみたいな巨大な躯体を持った重量級のスピーカーを大音量で鳴らして・・・・・って重箱君、やっぱオーケストラに興味のない君のような輩には難しすぎて無理だよ。オケの音をせめて100時間くらいは聴き込んでから意見してきてちょうだい。そうすりゃ話も合うだろうし。

・・・って、コバカ談義はもういいか。あんたの指摘に対してなるべく素直に反応する形で、あの3万円のヘッドホンについて述べてみよう。文字にするのは本当に難しいのだが、行間を読み取ってくれ。

消費電力の心配までしなきゃならない無線のヘッドホンなんぞでオケの音がどこまで再現できるのか、あんた同様、おいらも非常に懐疑的である。プロが使用しているスタジオのスピーカー並みのクオリティなどと言われても、ぶっちゃけ「そんなわけねえだろ」と思っている。ただ、どんなスピーカーだろうがどんなヘッドホンだろうが、ある程度クラシックを聴き込んでいるリスナーってのはその音を生演奏へと脳内変換しながら聴いているわけで、その脳内変換がとっても容易になる、生演奏により近づくという点で大いに期待をしているのだ。

ロックなど、電気の力を借りなきゃ成り立たないような電子音源の音楽をパンチを持って聴かせようとするBOSEの作り物の低音じゃ、このミッション達成は到底無理だ。低音の増幅ではない。パンチの創造ではない。電気の力ではなく、生身の人間が楽器を通じて己の力だけで生み出す音のあるがままの再現。ホーンの音、弦楽器の音、パーカッションの乾いた音と濡れた音、裏で鳴りつづけている共鳴音、透明なピアニシモ、割れない全強奏・・・オケが発する音のナチュラルな再生。SONYのこのヘッドホンに期待するのはそこだ。それに尽きる。

どうだい?わかるかい?わからねえかもなあ。もうめんどくさくなっちゃったからこの辺で。

んじゃ。

(メレ)

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  1. 2017/06/06(火) 21:05:40|
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