ま、適当に

思いつきで書くよ

ヘッドホン評価速報

先週早々に届いたヘッドホンですが、週末に以下の条件にて試聴評価致しました。

●評価対象:SONY BluetoothヘッドホンMDR-1000X(グレーベージュ)
●試聴音楽:マーラー交響曲第7番第5楽章 インバル/フランクフルト放送響、他
●再生媒体:10年以上前に友人が自作した192kbps mp3ファイル
●再生機材:Core i7デスクトップPC+ Bluetooth USBアダプタ
●再生場所:薄暗くしたおいらの部屋
●試聴方法:ヘッドホン着用のまま、ベッドに寝転がって試聴

オーケストラ音の再現。これを評価するのにデッカやグラモフォンなど、作り物感が先行する音分離方式の録音を使うと正しい評価は望めませんので、デンオンのワンポイント(ワンマイク)録音によるインバルものを各種選曲致しました。重箱君、この辺の的をつきまくった天才的工夫、お分かりいただけますでしょうか。

で、その結果はっつーと・・・・

●試聴結果
秀逸です。とんでもないです。おいらがこれまで経験した中では、最も優れた再生音ってことになりそうです。

●感想
ティンパニーの連打からトランペットのソロ、そして弦の全強奏へと渦巻きながら進んでいくマーラー7番終楽章冒頭の部分からもう、目の前に忽然とフランクフルト放送響が出現しました。久々です、この感じ。で、そこからはもうずっと、この脳内変換がへたくそなおいらでもコンサートホールでの生演奏に近い感覚が味わえたッス。

再生音はあくまでもナチュラルで、どこまでもナチュラルです。人の手が入っていないそのまんまの音。コントラバスがしっかりと底流に流れている一方、BOSE使いなら誰でもすぐにわかるあの低音の不自然な増幅など、おいらのアホな聴覚では一切感じ取れませんでした。

単純に音だけで言うなら、おいらの人生経験上 一番音質的に恵まれていた米国駐在中、即ち自宅のだだっ広いリラクゼーションルームにブロックを積み上げ、その上にドシッと据えたあのパイオニア4 wayスピーカーHPM-100の30cmウーファーのコーンが前後にボコボコ動くのが肉眼で視認できるくらい存分に鳴らしまくったときのあの至福の音に匹敵するくらいいい音なんじゃないかと思われます。とはいえ、でかいスピーカーによる再生音からは全身の皮膚感覚で音圧ってやつを味わえますが(「毛穴で聴く」ってやつです)、ヘッドホンだと耳への大音量というだけなので、そこだけは敵いませんがね。それでも、それが気にならないくらいの優秀な音だってことです。

このヘッドホン、BOSEを欲しがる系の人たちが聴く音楽だと、物足りないと思ってしまうんじゃないでしょうか。それくらいナチュラルです。若いやつらが喜びそうな脚色を一切放棄し、こういうコンセプトで商品化するとは・・・・う~む、SONY、勇気あるよね。

おいらったら若かりし頃は「音」に対してふんだんに投資していたもんですが、年くってからはカラキシでしたからね。ヘッドホンは10年以上前に購入したQuiet Comfort 2以来だし、スピーカーに至っては結婚して以降は投資ゼロだもんなあ。今更ながら言うようなことでもありませんが、もう家の中でスピーカーを介して大音量の音楽を聴く時代じゃないってことだよね。

それにしても、ヘッドホンの技術がここまで進んでいたとは知りませんでした。Quiet Comfort 2は出張用として買ったから、ノイズキャンセリング機能がすごいってことにえらく感心し喜んでいましたが、さすがに自宅で聴く気にまではならなかったッス。ポップスなんぞはPCのスピーカーで流しときゃ十分だったし、クラシック音楽の再生という点ではそこまでの音じゃなかったし。それがこのMDR-1000Xと来た日には、ジャズやポップスもこいつで聴いてみようという意欲が沸いてくるほどの・・・・・

ってあんた、こんなことがホントにあり得ると思いますか?

超長い前フリでしたが、上記の感想は半分ウソです。事前に妄想していたことを簡単に書いて、そこに突っ込みを入れる形で話を進めようと思って書き始めたんですが、妄想が止まらなくなっちゃって、そのままガンガン書き殴っていたらこんなになっちゃいました。せっかく書いた文章を今更消すのももったいないので、そのまま残します。

さて、本来の評価に入りますが、このヘッドホンってノイズキャンセリング機能が半端ないので、最初は「とてつもなくいい」という感想を持ってしまいそうになりますが、そのうちボロ(?)が出てきます。オケが大して共鳴しません。なんだか立体感が足りません。音響スタジオの大型スピーカーと同等などといったい誰が言ったのでしょうか。音質的にはおいらが所有するイヤホンよりは全然上ですが、まともな大型スピーカーと渡り合えるほどの出来とも思えません。

期待が大きかった分ちょっとしたガッカリ感に包まれたのですが、よく考えてみると、これってもしかすると友人が作ったmp3ファイルが悪かったのかも、とか、Media Playerなんぞで再生したのが間違いだった、とか、PCからUSBアダプタを介して無線飛ばしてるところがダメなんじゃね、とか、ヘッドホン以外に問題がある可能性だっていろいろと考えられました。

そこで、市販のCDやらウォークマンなんかを引っ張り出して来て、思いつく可能性を一つ一つつぶしていったッス。(こんなことに時間かけたせいで今日は寝不足となって、会社で結構難儀致しました。)

で、もうとっとと結論から言いますが、このヘッドホンって「まあまあ」です。超つまらねえ感想で恐縮なんですが「まあまあ」。それ以上でもそれ以下でもありません。

同じmp3ファイルでもPC経由よりウォークマン経由で鳴らした方が若干いいです。特に高音の処理が違うようでして、PC経由にするとどこかで高音の広がりが失われてしまう感じがします。再生音の性格はBOSEよりずっとクラシック向きですが、手放しで褒められるほどのものでもありません。所詮、ヘッドホンはヘッドホンなのであって、40年前のスピーカー、パイオニアHPM-100を家が崩壊するんじゃねえかってくらい存分に鳴らした時の音には到底かないません。

・・・とまあ、こんな書き方をしてると否定的に聞こえちゃうかもしれませんが、実はおいら的には相当満足しています。上記の「まあまあ」というのは、そこそこのスピーカーをそこそこの音量で鳴らしたときの「まあまあ」の音。もうちょっと言うなら、米国の寝室に設置していたセカンドスピーカーセット、ダイアトーンの2 way 20cmスピーカー(5万円超)を、5万円くらいのパイオニア製AVアンプを使ってコーンの動きが視認できるかどうかギリギリくらいの音量鳴らしたくらいの音と対等レベル。そんな感じです。(なんて偉そうに書いてるけど、実際には当時の音を思い起こしたつもりになりながら、ほとんど直感に頼りきった感じのテキトーな評価なのかもしれないが。)

これって、静かなる住居環境+音響的に問題のない部屋で、庶民的アンプ+庶民的スピーカーをソコソコ鳴らして得られるレベルの音がたった3万円で確保できたってことですからね。前にも述べました通り、我が家のデタラメな環境下でこれだけの音はどんなにすごい機材を揃えたって再生不能なんですから、現時点で最善の音を手に入れたってことまで言える・・・・かな?(ちょっと逡巡)

一つだけ白状すると、これまで述べてきた評価ポイントとは少し異質の気になる部分がありましてね。それがどの程度のものかを把握すべく、ヴァイオリンコンチェルト、そして吹奏楽を試聴してみます。今週末、ゆっくりとね。それでおいらの評価が根本的に定まる気がします。

重箱君、この怪しげな言い回しからおいらの本意が汲み取れるか?あと、この顛末については報告しねえぞ。めんどくせえから。

んじゃ。

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  1. 2017/06/19(月) 22:33:02|
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