ま、適当に

思いつきで書くよ

ストロボ(その2)

先日のエントリーをアップして直ぐのことだったんですが、ネット上に「ダンボールでストロボ電子接点をゴシゴシすると改善する」みたいな情報を提供してくれている方がおられましので、早速我が430EXの電子接点をダンボールの切れ端でゴシゴシしてみたところ、一定の改善が見られました。

より具体的に申しますと、ストロボとカメラそれぞれの電子接点をゴシゴシしまくってから5D3に装着し試写してみたら、何の問題もなく正常に機能したんです。その後再度ゴシゴシした後、今度は5Dにくっつけて試写してみましたが、こちらは結構不安定な結果となりまして、発光しない→調光発光(正常)→フル発光(異常)という超絶不安定な挙動を示しやがりました。しょうがねえから一旦ストロボを外してもう一度装着し直してみたら、今度は正常に機能し始めました。

翌日にも5D3と5Dの順番を入れ替えてこれと全く同じことをやってみたんですけど、なんとまあ、全く同じ結果(5D:最初は不安定→装着し直して正常化、5D3:最初から正常)が得られました。

てことで、互いの電子接点をダンボールでゴシゴシすればある一定の効果は得られるものの、どんなにゴシゴシしても我が家のシステムにおいては結果的に不安定で不安を払しょくしきれない、ってことが分かりました。

んなもんですからその次の日、今度は接点改質剤を買ってきて(←新宿に通ってると、こんなのがすぐに調達できてとっても便利)、それぞれの電子接点にこすりつけてみました。

この時は5D3、5Dに加えて、Kiss X50でも試してみたんですけど、数年にわたってあれだけ不審な挙動を示し倒してきたこの430EXが、どのカメラにおいても何事もなかったかのように正常に機能し続けました。その翌日には接点改質剤を塗らずに同じ3つのカメラで試してみたんですけど、前日に塗った効果が持続しているためなんでしょう、またもや問題なく機能致しました。

てことで、何かと問題の多いキャノンのストロボですが、電子接点に接点改質剤を塗りさえすれば問題なく機能することを確認致しました。今、これをストロボケースの片隅にねじ込み、問題が起これば直ちに塗りたくれるようにしたところです。これでとりあえず一安心。おかげさまで、i40購入計画は絵に描いた餅ってことになりそうです。

つーか、買ってから気づいたんですけど・・・この製品、”接点改質剤”なんていうなんだか偉そうな名前がついてますけど、中身はカーボン粉末をオイルに溶いただけの単なるペン先形状のスポンジに過ぎないので、わざわざ数百円も出して買うほどのもんでもないように思います。炭素成分を含むペン、即ち”鉛筆”を使えば同等の効果があるように思われますんでね。

もし同じ症状に悩んでおられる方がいらっしゃいましたら、こんなのを買う前に、まずは鉛筆でお試しください。鉛筆がなければシャープペンでもいいッス。オイルがないので塗りにくいかもしれませんけど、時間をかければなんとかなるでしょう。それで効果がなければ”接点改質剤”を買ってみる。そんな順番でいいと思います。

ちなみにこれ、おいら自身が実際に試してみたわけではなく、想像だけで書いてますんであしからず。なんたっておいらのシステムは既に改善しちゃってるもんですから、もはや鉛筆を試しようもないですし。ただまあ普通に考えて、まず間違いなく機能するんじゃないかと思っちょります。

んじゃ。

  1. 2014/11/11(火) 21:41:07|
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巨大フォトモザイク

このたび、少々トチ狂いまして、横3.3cm、縦2.2cmというちっこい画像3,200コマから成る、横120cm、縦196cmという誰も欲しがらないようなくっだらねー”等身大こたろサッカー巨大フォトモザイク”を作成致しました。Lワイドプリント(1枚16コマ、200枚)への切り出し、プリント発注、組み立てという作業工程に延べ3日間、トータル4~5時間くらいかけてようやく完成させたところなんですけど、作ってみて気付きました。

「こんなでかいの、いったいどこに飾るんだ?」

改めて我が家が豪邸ではないことに愕然とした次第です。

めでたし、めでたし。

  1. 2014/11/04(火) 21:18:31|
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50mmF1.4 Art続報

表記レンズを購入してから4カ月以上が経過しました。この間の累積撮影枚数は1,000枚程度と少ないんですが、それでもこのレンズ、おいら的には震えが来るくらい気に入っちょります。

カメラを被写体に向けてAFが合焦した瞬間のあのゾワゾワ感。これって、おいらの手持ちレンズの中ではこいつとEF200mmF2.8Lでしか感じとることが出来ないんですけど、これはこいつらのけた外れにいいボケ味からくる感覚ッス。200mmの方は最近全然使用しておりませんでしたので、4ヵ月前に50mmで再現されたこの感じってのは、おいらにとって結構新鮮でした。

この50mmってF8まで絞ると僅かながらに回折現象が出始めるという明るいキレキレレンズならではの特性によって実質的にF5.6あたりが安心して使えるギリの絞り値なんですけど、とにかく頑固なクソジジイよろしく、アホみたいに解像感ばかりを優先して止まないおいらったら、ほとんどの場合にこのレンズの解像感のピークがあるF4~F5.6、即ち明るけりゃF5.6の絞り優先、暗けりゃ1/150秒、F4、ISOオートで撮ってます。で、この被写界深度がそれなりに深いF5.6ですら、そのボケに震えが来るんです。たまにそのボケを思いっきり楽しみたくてF2.8とかF2の絞り優先とかにすると、もうそれだけで感涙にむせび泣くしかなくなります。

てな具合に、背景がうっすらとではあるけど綺麗にボケていくその比類なき透明感をはじめ、歪曲を全く感じないこの清涼感、色収差のないことがファインダー越しにも分かってしまうあのエッジのキレキレ感等々、このレンズは出色過ぎるほどに出色です。おいらったらこれまで自分の所有するレンズの中でEF200mmF2.8LがBESTだと考えておりましたが、今はもう絶対にこれで決まり。とにかくこのレンズ、とてつもない代物です。まあ、いくら字で書いてもなかなか通じないでしょうけど、近くに住んでるあんたとかにはいつでも貸してやるから、まあモノは試しってことで撮ってみろっての。

とまあ、まるで思い込みの激しい女子中学生がアイドルに入れ上げてるみたいに誉めちぎったりなんかしておりますが、このレンズを使用しての撮影に際してこれまでいいことばかりがだったかというとそうでもありません。このたった4ヵ月という短い期間に、「二度とない重要な撮影機会だったってのに失敗に終わった」という取り返しのつかないおバカなことだってしっかりと経験致しております。それは、こたろサッカー部集合写真&選手個別写真と友人の結婚式のことッス。

この二回の”失敗”の要因は実はいずれも同じで、自ら立てたデジイチシャッタースピードの原理原則=1/(焦点距離の3倍)秒を守らなかったことに起因します。即ち、この両方とも小雨や日陰もしくは室内での撮影だったってこともあるんですけど、絞り優先でシャッタースピードが足らないまま撮って、手ブレ写真(ビミョ~なブレではありますが)を量産しちゃったことです。

現場が暗くて1/150秒F5.6のISOオートだと感度が上がりすぎる。→まあ大丈夫だろうと高をくくって、ついついF5.6&ISOオートのAvモードで撮っちゃった。→当然のようにシャッタースピード1/50秒を連発。→現像時に微妙な手ブレを確認して困惑。

こんな感じで、人によってはもしかするとスルーしてしまう程度の失敗ではありましたが、おいら的にはいずれも撮影後に地団太を踏みました。切れ過ぎるほどにキレキレの画像であるが故に、どんなにビミョ~であろうとも手ブレなんてもんがあってはならんとです。ただ失敗しても尚、このレンズの評価を下げるには至りませんでしたけどね。(って、これはレンズのせいではなく、おいらが100%悪いんだから当たり前だが。)

ま、とにかく、現在5D3にはこのレンズが常着されています。以前にも述べましたが、静物を撮る際のおいら的メインカメラは5D3じゃなくて初代5Dの方なんですけど、この50mm Artは余りに凄過ぎるため、5D3でもべらぼうな画像が得られるんです。でもって、本来のメインカメラである初代5Dの方にはEF35mmF2がくっついたままです。この35mmも相当いいレンズなんですけど、さすがにこの50mm Artには及ばない。それを初代5Dの解像力が補って、これまたものすごい画像を吐き出してくれるすばらしい組み合わせになってくれちゃってます。

というわけで、おいらったら今、5D3+50mm、5D+35mmといういずれもが最高レベルの画質を提供してくれる無敵の撮影スタンバイ体制を敷くことが出来ています。これであれだけ世話になってきたタムロンA09の出番など、永遠になくなったかも・・・・って、この感じ、この感覚・・・・これってカメラに手を染め始めた20数年前と同じなんスよ。

当時、おいらは銀塩EOS5+EF28-105mmキットズームで一眼レフデビューを果たしたんですが、ふとしたきっかけで単焦点EF50mmの切れ味に触れてしまいました。

「単焦点ってすごい。モノが違う。」

おいらはこのレンズを即買いし、それ以降もEF85mmF1.8、EF200mmF2.8Lと単焦点レンズを次々に揃えて行って、いつしか標準ズームなど全く使わなくなって友達に売っちゃったくらいなんで。

あの頃のあの感覚。あんときゃ単焦点初心者だったからケタ違いの画質に目を奪われてそう思うのも仕方がない面もありましたが、おいらったらあれから単焦点レンズを散々使い倒してきたわけですからねえ。今さら単焦点に感動するなんてことあるわけないと思ってたのに、この50mmArtでまた味わえた。これってこのレンズがケタ違いだってことでしょ。

てことでこの50mm、余りにゴツくてお気楽な撮影に持ち出すにはとっても不向きではありますが、その実力はとんでもないレベルです。これをここに記録として残し、併せて事あるごとに使用していきたいという意思を表明させていただいて、グダグダと続けて参りました私の評価を終えたいと思います。ご清聴ありがとうございました。

んじゃ。

  1. 2014/10/26(日) 23:36:29|
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ストロボ

我が家で唯一のストロボ430EXがここ2~3年不調です。つーかこれ、完全に壊れちゃってます。8月末にあった友人の結婚式にも一応持参してみたんですけど、式前に控室で試してみたら2回に1回くらいしか光ってくれない上に、光ったら光ったで調光がまるで効かずにフル発光して画像は真っ白という体たらく。こんなのを本番で使うわけにはいかないってことで、とっとと使うの止めちゃいました。

てことで、とにかく今に始まったことではないのですが、我が家にはまともに機能するストロボがない。即ち、慢性的に暗い場所で写真を撮る術(すべ)がない状態に陥っています。

普段は暗い場所での写真などほとんど撮る機会がないからいいのですが、毎年正月だけは必ずお呼ばれ先のお宅の部屋の中で集合写真を撮るという習慣がありまして、そこでは必ず使いますんで、正月だけは困ってます。昨年も今年も、正月はわざと真っ暗に部屋光を落として何回か撮り直したら何とか光ってもらったので、ちょいと変な露出ではありましたがお茶を濁すことができました。でも、この次も同様に機能してくれるという保証はありませんし、一発で撮れないというこんな異常な状況をいつまでも続けるわけにも参りません。

ググってみるとこの不良はキャノンの外付けストロボ全般に結構な頻度で起こっているようでして、そもそも製品の完成度がとっても低いってことのようです。原因の一つは接点の不良にあるようで、接点改質材を使ったり大枚はたいて接点を交換したりして症状が改善された・されない、などという事例がいくつも報告されています。ただ、例え一時的に改善してもいずれまた同じ症状が出始めて、そのうちどうやっても直らなくなるってのが定番のようですから、これは接点だけの問題ではなく、製品設計全体に問題があるような気もします。

そんなわけで、おいらもとりあえず安上がりに済む接点改質剤(数百円)を購入して対処しようとは思いますが、あまり期待はしておりません。

てなわけで、接点改質剤の効果が思うように認められなかったら、新たなストロボを購入することにいたしました。今、掛け値なしにキャッシュがない状態なので、買うのはボーナス後になるんですけどね。購入するのは純正品ではなく、ニッシンというところが出しているi40ってやつ。こいつはいろんな意味で純正よりいいと思っちゃったもんですからね。年末になったらこれを買うッス。

購入したらね、今まで撮ることを諦めていた家の中のもの、例えば掲示中の自作ポスターだとかおかんの書道作品だとか(←うちのおかんは書道5段です)、バウンズやディフューズなどを試しながらいろいろと撮影していく予定。

んじゃ。

  1. 2014/10/21(火) 23:12:18|
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撮影モード(2)

カメラのモード設定について、ちょっと前に「例えばサッカー撮影ではマニュアル(1/1000秒 F9)+ISOオートにして撮影するのをスタンダードとする」的なことを書いたことがありました。その舌の根も乾かぬうちに、おいらったら既に違う設定で撮っちょります。過去の歴史を振り返ってみて、これってあんたらには全然興味ない話題であるなんてことはもう既に十分分かりきっていることではありますが、おいら自身の記録のためにしつこく書き残します。

まずはサッカー撮影についてですが、今では現場の明るさに応じてマニュアル(1/1000秒 F8)+ISO固定、即ちオールマニュアルで撮っています。この”ISO固定”の部分を撮影前に現場の明るさ(天候)に応じてザックリと決めるんですけど、例えばピーカン順光ならISO250、逆光ならISO400とします。曇天や雨天となるとその明るさなりにISO感度を上げていきますが、その目安は「現像時に最大+1EVくらい明るさを引き上げると適正露出になる」くらいのISO感度を限界点として設定します。F値をF9→F8に戻したのは、トータルでそちらの方が綺麗だからです。

これ、1年前まで1/1000秒&マイナス2/3段露出補正のシャッタースピード優先で撮影していた時に掲げていた「暗い14bit-RAWを露出補正して8bit-JPEG画像に変換しても、階調は全く崩れない」という論理をそのまんま持ってきたものです。5D3の高感度画像がいくら綺麗だとは言っても、低感度と高感度とを比べりゃ低感度の方がいいに決まってますので、露出補正の影響が出ない範囲でなるべく低感度で撮ろうっちゅー寸法です。

ISOオートで撮っていた今までの経験上、適正露出のピーカン順光ではISO400~ISO500の画像が圧倒的に多かったので、新たに感度をISO250とマイナス補正的に設定して撮影。現像時に明るさを適宜(最大+1段)引き上げることで適正露出とします。これがピーカン逆光になるとISO800あたりが頻発しておりましたので、新たな設定はISO400。曇天だとケースバイケースってことになるんですけど、暗くても概ねISO1600以内に収まっておりましたので、新たな感度設定はISO800。こんな感じでISO感度を固定して撮り、現像時に明るさを引き上げて戻すんです。

前の撮影条件も相当の優れモノでしたが、この新たな設定で更に進化した画質が手に入ることを実感しています。オールマニュアルで何百枚も撮るわけでから、どうしたって露出補正の降り幅が大きくなってしまいますが、補正自体は必ずやる作業ですから、「それによってより多くの手間と時間がかかる」などということは一切ありません。SILKYPIXでの現像を前提とするのなら、最善の選択だと思われます。

次にサッカー以外の撮影ですが、明るさに応じて決まった撮り方が3種類ほどあり、使い分けています。

まず、焦点距離の3倍以上のシャッタースピードを十分稼げて余りあるほど存分に明るい場合、絞り優先+ISO オートで撮ります。(撮影時にISO100になるってことを見越しています)

それほど明るくなく、ISO100だと露出アンダーに触れてしまうような場合は、最初に「マニュアル+ISOオート」で適正露出のISO感度を確認し、そこで確認された適正露出の感度から1段低いISO感度に固定して撮ります。これは上記のサッカー撮影と同じ理屈で、とにかく可能な限りの低感度高画質を追い求めるわけです。

ただ連続、あるいは不規則な撮影機会、例えば観光地を訪問して撮り散らかすような場合は1枚1枚そんな設定などしていられないでしょうから、そういうときには「マニュアル+ISOオート」のまま撮り続けます。

てことで、サッカー以外は「マニュアル+ISOオートを基本に、明るいときには絞り優先、暗いときには感度マイナス一段補正」で撮ります。

本当は「マニュアル+ISOオート」のままマイナス1段の補正が出来ると全てこれで撮れるんでいいんですけど、それが出来ないため、こんな面倒くさい使い方をするわけです。前にも述べましたが、1DXはファームアップでこれが出来るようになったので、5D3もはやくできるようになってほしいものです。

んじゃ。

  1. 2014/08/23(土) 21:57:26|
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一脚なしでは・・・

7月のクソ暑い中、おいらったら結構な頻度で50-500mm抱えてサッカー撮影に行ってました。で、先日駐車場から徒歩10分近く離れた会場で撮影したときのことなんですけど、一脚を車内に置き忘れちゃったことに会場に着いてから気づきました。試合開始まであと15分。取りに行く時間もないししょうがねえからってんで、5D3に装着したこのズームリングの重たい2kgもあるレンズを手持ちで振り回しながら撮影することにしたわけなんですが・・・・・

結論。手持ちじゃお話になりません。

このレンズを使用してのサッカー撮影というと、このブログでも書き散らかしてきた通り1/1000秒で手ぶれ補正を効かせながら撮ってはいるんですが、それでも手持ちだと手ぶれします。地上高20cmくらいのミニサイズの折りたたみ椅子に座りながら左ひじを左足ひざ上の部分に乗せて、左腕をレンズを支える疑似一脚的な感じに機能させながら撮ってるんですけど、それでも手持ちだと手ぶれします。長年の経験から見てもおいらったら普通の人より手ぶれに強いはずなんですが、それでも手持ちだと手ぶれします。

それがどんな感じかもうちょっと具体的に申しますと、写真枚数的にはテレ端500mmの使用が圧倒的に多いのですが、手持ちだとそのことごとくがエッジ甘々の絞り開放画像みたいになっちゃうんッスよ。解像度を得るためにわざわざF9まで絞ってるというのに、一脚がないというだけで絞った貯金を全て吐き出しちゃって、切れのないへなちょこ画質へと変貌を遂げるんです。

ま、たまにはビシッとしてるような画像もあるにはあるのですが、頻度的にはごく少数ッス。とにかくこの50-500mmを手持ちした撮影っつーのは、サッカーみたいに不規則に被写体を追うような撮影には使えないって結論付けちゃっても問題ないように思われます。

てことで、50-500mmを手持ちで撮るのは初めての経験でしたが、もう二度と致しません。同じ手持ちでもサンヨンだとちゃんと止まってエッジも利いてるんですけどね~。50-500mmだと止まらないんだよね。この差はあまりにも大きい・・・つーか、・・・あの・・・・今ふと思いついちゃったんだけど、サンヨンを一脚使って撮るともっとよく撮れるってことなのかな。・・・・・今度試してみよっと。

んじゃ。

  1. 2014/07/29(火) 20:50:13|
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50mm F1.4 DG HSM Art

買いました、これ、どうしても我慢できずに。

先日仕事で外出した際、超久しぶりにヨドバシカメラに立ち寄ったんスよ。で、このレンズの装着された5D3がおいてありましたのでナニゲにファインダーを覗いてみたんですけどね。これがまた・・・・・ぶっ飛びました。だって歪みを全然感じないんだもの。

おいらったら知る人ぞ知る重篤な歪み恐怖症でして(知らんがな!)、写真の歪み、特に樽型収差には人一倍敏感に反応してしまう体質を持っちょります。樽収差の酷いレンズってのはどんなに解像力があろうともおいら的には糞レンズでして、どうしたって受け入れることがかないません。でもって、普通の広角レンズってのは多かれ少なかれ、原理的にどうしたってこの樽収差を抱えちゃっているでしょ?これがおいらが広角にほとんど興味を示さない一因ともなっているくらいなんですわ。

で、このArt 50mmなんですが、この”歪み”ってやつが一切ないんです。

樽型収差ってのは単焦点でも存在します。もちろん、ズームと比べればずっと少なくはなりますが、それでも確実にある。以前使っていたEF50mmF1.4にもありました。おいらったら、ファインダーを覗きさえすればこれが直感的にわかるんです。と申しましても、別にこれ、すごいことでもなんでもなく、単に樽収差の程度に比例して気持ちが悪くなるので分かるというだけのこと。分かったところで何一つ得することもないため、おいら的には邪魔くさい感覚でしかありません。

って、それはさておき、このArt 50mのファインダーを覗いた瞬間、掛け値なしにゾワゾワしました。あの歪みの一切ないカッチリした感じが初めての経験だったからッス。なんだか胸の辺りがスーッとします。その感覚に戸惑い「あり得ん!」と何度もつぶやきながら、しばらくの間ファインダー像から目を離せなくなってしまいました。

んでもって、その後は身体の奥底から吹きあがってくるような物欲に苛まれることとなり、数日後にはあと先も考えずにポチっているおいらがおりました。

そして今、目の前に現物があります。5D3に装着し、先ほどから何度もファインダーを覗いてます。これまで何万回、何十万回と経験してきたファインダーを覗くなどという行為が、ここまで気持ちのいいレンズなんて初めてのことで、こりゃすごい買い物をしちゃったなって感じです。

ネット上に出ている様々な評を読んでも、このレンズは様々な点で秀逸な能力を持っているらしいので、今週末(来週末?)はこいつの試写に明けくれようと考えてます。特にF1.4開放からF2.8くらいまでを重点的に撮りながら、その能力を味わっていきたいと思っています。外に出たいので、雨降らないといいけど。

んじゃ。

  1. 2014/06/29(日) 17:19:39|
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5D3とサンヨン

5D3を購入して以降、サッカーと言えばシグマAPO50-500mmばかりを持ち出して、サンヨンで撮る機会が全くありませんでした。50-500mmの半分の重さしかないサンヨンは、その機動性を生かして一脚を利用することが難しい会場での撮影や天候が芳しくないようなときに手持ち撮影用として持ち出すつもりでおりましたが、先日、ようやくその機会がやって参りましたので使用してきました。

で、この撮影により貴重な知見が得られましたので、その結論から先に申し上げます。

「スライドショーに仕上げて鑑賞する限りにおいては、50-500mmで撮った300mm(近辺)F9の画像は、サンヨン画質ピークのF8画像とほとんど差はない。よって、画角のフレキシビリティを鑑みると、可能な限り50-500mmで撮るべきである。」

要するに、スライドショー目的で撮るおいらの撮影スタイルにおいて、サンヨンの存在意義が地に落ちたってことです。これは裏返すと50-500mmのF9がそれくらいいいということに他ならず、ある意味喜ばしいことではあるのですが、これまでサンヨンにさんざんお世話になったおいらとしてはなんだかめっちゃ寂しいッス。

このサンヨンには単焦点として絞り開放F4画像を撮るという50-500mmでは絶対に不可能な使い方もあるにはあるのですが、これまで何度も触れてきました通り、その開放画像って相当ヘボいですし、利用意義を見出していた「一脚を利用することが難しい会場」なんてものも現実的にはほとんど存在しないので、今後サッカー撮影にサンヨンを持ち出すのは雨天限定ってことになりそうッス。撮影機会を望遠単焦点に取り戻すつもりならサンヨンじゃだめで、ヨンニッパしかないってことですね。(買わんけど)

それにしてもこの50-500mmって改めてすごいと思いました。強引な言い方をするなら、「F9で撮るならL単並み」ってことですからね。絞らなければならないという点で撮影条件がメッチャ狭くなりますが、サンヨンをお蔵入りさせるその能力は特筆すべきものがあります。

で、そのサンヨンなんですが、”スライドショー”で使い道がないとなると、普通の”写真”撮影で使用する以外にありません。今さら”写真”を撮るなんて、そのような撮影を今簡単にイメージすることができないでおりますが、ぶっちゃけどうしたもんでしょうか。(←カメラおやじとしては、なんだかとてつもなく妙な発言ですが。)

しょうがねえから、全選手が満遍なく登場する練習試合に出かけてって一人一人寄った”写真”を撮り溜めていくとか、あるいは、5Dとの組み合わせで思い切っておかんに持たせて、おいらがスライドショー用に50-500mmで撮影している横で”写真”を撮らせる、なんてのもありかもしれません。

あっ、そう言えばこれまでの記述でちぐはぐな感じを醸(かも)し出しちゃってるかもしれないので補足しておきますが、写真として一枚一枚を鑑賞する限りは、50-500mmF9画像よりサンヨンF8画像の方が上です。同等としたのはあくまでも「スライドショーをフルハイビジョンモニター上で鑑賞した場合」という前提つきの話で、当たり前のこととは存じますが、写真としての等倍でのディテールとか、画像全体のすっきり感などではサンヨンの方が明らかに優れておりますので、そこんとこ、誤解なきよう。

あ~、あと一点、サンヨンのAFの遅さを実感してしまいました。これは「被写体にフォーカスが合うまでに時間がかかる」という意味じゃなくて、「親指でAFボタンを押してからAFが発動するまでに時間がかかる」という意味です。「AFボタンを押してからAFが作動するまでの間にタイムラグがある」ってことッス。ただ、それも毎回そうだというわけでもなく、100回AFボタンを押したうちの30~40回で実感できるくらいの感じなので、イマイチ訳が分かりません。

とはいえ、これが起こると反射的に親指の先が白くなるくらいグイッとAFボタンを強く押し直しちゃいますので、長時間撮影しているとどうしても指先が痛くなる。強く押そうが普通に押そうが結果は同じなんてことは理屈の上では重々承知しているのですが、どうしても反射的に押しこんじゃうもんですからね。(←バカなの?)こんなこと繰り返してると、いずれ親指の先ばかりでなくボタン自体がバカになることだって危惧されますので、これ、なんとか慣れようと思います。

てことで、安いの見つけたとかでサンヨンの中古を買おうなどという寝言を言ってたあんた、動きものを撮るんだったらもうちょっと設計の新しいレンズにしておいた方がいいと思うよ。

んじゃ。

  1. 2014/06/24(火) 22:02:31|
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タムロン150-600mm顛末

5D3購入前には買おうかどうしようか悩んでたタムロンのSP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)ですが、流し撮りでは手ぶれ補正VCが効かない、つーか、VCが悪さをしてVC切るよりも酷い画像になるらしいですね。よって、流し撮りではVCオフで使えってことになったみたいなんですが、この前述べましたシャッタースピードに関する”(焦点距離×3)分の1理論”から言って、5D3だと600mmを1/1800秒で撮らなきゃならないわけですからね。そりゃちょっと無理ってもんです。それならOS効かせて1/1000秒を許容範囲にもってきたうんこシグマ50-500mmのテレ端で撮りまする。

てことで、おいらがこのレンズをサッカー撮影に使うことは後にも先にもなくなっちゃったわけですが、実質的においらのものとなる可能性を断つことになったこの発表はぶっちゃけちょいと残念ッス。解像力そのものは相当高いようですからね。一度撮ってみたいというのはある。でもまあ、おいら的にはサッカー以外に超望遠を使う用途がないので、やめておきます。タムロンって手ぶれ補正の技術で遅れてましたから、おいら的にはやっぱり広角・標準のメーカーってことなのね。

んじゃ。

  1. 2014/05/18(日) 20:17:47|
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35mmと50mm

「なんかいろいろグチャグチャと書き殴ってるみたいだけどさ、お前のような望遠バカ一代みたいな野郎が、本当に35mmと50mmを使い分けられるのか?ん~?」(語尾上がる)

先日のエントリーに対して、こんな阿呆な突っ込みを入れてきた阿呆がいました。このような阿呆な言い草に反応する以前に、はからずもこの阿呆のこんな阿呆な言い回し自体が「自分は35mmと50mmとの間に画角以外の違いを見つけられていない」ってことを白状しちゃっていて阿呆らしくて笑っちゃうんですけど、こういう阿呆は阿呆であるが故に自分の阿呆さ加減に気付くこともないため、天才のおいらとしてはそこに突っこみを入れるような無駄で面倒くさいことはせず、この阿呆の阿呆らしいコメントを完無視し、自分がその違いをどうとらえているのかを淡々と述べておくに止めることと致しました。(文章、長!)

簡潔に述べましょう。おいら的に35mmは「絞って撮るレンズ」で、50mmは「絞りを開けて撮るレンズ」です。言い換えると、35mmは「画角内の景色全体が被写体」みたいな撮影に向いていると考える一方、50mmは望遠レンズの入り口に位置するレンズで、「特定の被写体」を狙って撮るのに向いている画角と認識しています。

世の人々は50mmを標準レンズと呼び、肉眼に最も近い結果が得られる焦点距離だってことになっちょりますが、おいら的には「見た目と同じ焦点距離は50mmじゃなくて35mmだ」と思ってます。更にもっと言うと、一般の方が広角~標準域をカバーするズームで撮るような被写体は、おいらだったら35mm単焦点一本で撮れます。

と言っても、これはおいらの撮影技術が優れているからでもなんでもなく、実態はむしろその逆で、例えばA09で広角撮るときには何も考えずにいつも28mmワイド端を使って無駄に広い写真ばかり撮っているように、おいらったらズーム全域を満遍なく使うなんてことがそもそも出来ない。いつもズームの端っこばっかり使っている。そんな奴なんです。

「それならズーム、いらねえじゃん!単焦点でいいじゃん!」

・・・そういうことッス。(大威張り!)

思い起こせば米国駐在時の7年間、多い年には年間100日以上もあった出張時には必ずコンタックスT2を携帯し、観光写真・記念写真・スナップなんぞを撮りまくってました。35mm近辺の画角にはその感覚が染み付いているため、こいつはおいらにとってそういう画角なんです。プリントを何十枚立て続けに見てもほのぼのまったりとし続けるあのとってもナチュラルで歪みのない感じは、他の画角では決して得られないものかと存じます。

一方の50mm。標準レンズと名付けられてはおりますが、おいらは中望遠の端くれとして使っています。例えばポートレート、と言ってもゆたろこたろおかんの各種証明写真なんぞが多いのですが、おいらはこのバストアップの写真を85mmではなく50mmで撮ります。その一方で、学ランやスーツの全身立ち姿を撮る入学式の記念ポートレートなんかは結構離れたところからわざわざ85mmで撮るんですから、普通とは全然逆なんですけどね。(これも実はおいらなりの理由があってそうしてるんですけど、説明は割愛します。)

とにかく、おいらにとっての50mmってのは「全体を撮る」んじゃなくて「部分を切り出す」中望遠レンズなんス。もう一つ例をあげるなら、高知城の広場に展開する鳩の群れを撮るとき、35mmなら群れ全体のウジャウジャ感を意識して撮りますが、50mmならある一羽に狙いを定めて鳩そのものを撮る。そんな感じです。35mmとは根本的に撮影の狙いが違うんです。

てことで、35mmと50mmの使い分けについて、おいら的な価値観の相違をご理解いただけたかと存じます。35mmはシグマartじゃなくてEF35mmF2 IS、50mmはシグマartを選択した理由は、全てこうした価値観に基づいたものです。

ただまあ、こんなところでわざわざ自分の能力のなさをさらけ出すのも何なんですが、広角同士の使い分け、例えば28mmと35mmをうまく使い分けることなんてこたーおいらにゃー到底出来ません。あえて言うなら、「極力歪みの少ない35mmで撮って、狭すぎたと思ったら、そこで初めて28mmを使う」ってくらいでしょうか。もちろん24mmと28mmの使い分けなんかも全然無理。広角についてはそんなレベルです。

こんな調子ですから、とにかく今我が家にある貧弱なる広角単焦点ラインナップ35mmF2と15mm魚眼の二本を駆使して(?)広角全域をカバーします。これだけで広角を撮るったら撮るんです。でもって、どうしても他の焦点距離が欲しくなったとき、例えば魚眼よりも歪みを抑えた超広角域が欲しいというようなことにでもなれば、しょうがねえからAFのぶっ壊れた片ボケうんこシグマ17-35mmを持ち出して、こいつをF8~F10にまで絞り込みパンフォーカス状態にして撮る(それでも片ボケは抑えきれませんが)。そんな感じ。今のところこうした需要はほとんどありませんので、とりあえずこんなんで間に合うんですね。

あ~、あともう一つ、50mmについて申し上げておきたいと思いますが、先回のエントリーにて50mm 1/150秒 F8なんてのを例にとっていろいろ試算したりしておりましたが、A09ならともかく、50mm単焦点でF8まで絞ることは実は稀です。おいらのEF50mmF1.4ったら画質のピークがF4~F5.6にありますんで、そんなに絞る意味がないんです。つーか、意味がないどころか、意識して何枚も見ないと気付かないくらいビミョ~な感覚ではありますが、F8だと少し”濁り”が出てきてシャープな切れが鈍る感じがするのでほとんど使っておりません。よって、あれは単なる計算上の例に過ぎないことをご理解ください。

尚、シグマartライン50mmも同様で、F8では回折現象が出始めるようです。よってこのレンズ、実際にはどんなに絞ってもF5.6くらいまで。普段はもっと明るい条件F2~F4くらいが常用域になるように思います。(だから言ってるんですよ。ISなんぞいらないって。)

んじゃ。

  1. 2014/04/28(月) 22:54:20|
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カメラの設定

カメラのモード設定について、皆様は普段どのように設定しておられますでしょうか?

おいらは以前、いつでもどこでもサッカーならTv(シャッタースピード優先)、それ以外は全てAv(絞り優先)で撮っておりました。で、5D3を購入してサッカー撮影での設定をM(マニュアル)+ISOオートに変えたことは既にご報告した通りですが、実はサッカー以外も全てM(マニュアル)+ISOオートにしちゃっております。その理由は・・・・・

●あなたが通常撮影する際によく経験する「シャッタースピード」「絞り値」「ISO感度」を思い浮かべてください。この中で、露出を一段分変化させた時に画像や画質への影響が最も少ないパラメータってどれでしょう?

こんなクイズがあったとしたら、あなたはどうお答えになられますか?

今の時代、答えは当然「ISO感度」でしょう。ISO400くらいで相当量のノイズの出ていた10年前の初代キスデジとでも言うならいざ知らず、今どきのカメラは1段くらいのISO感度の変化にはほとんど影響されないでしょ?1段変えると被写体ブレや被写体の切れに違いが出てくる”シャッタースピード”、画質の締まりや背景のボケが変動する”絞り値”と比べれば、”ISO感度”の変化などとるに足らない次元かと存じます。

で、これがね、M(マニュアル)+ISOオートを選択する理由です。変化の影響が大きなパラメータは自分の好みを基にコントロールして、影響の少ないパラメータをカメラ任せにする。これって冷静に考えれば当たり前の選択でしょう。だからおいら、フィルム時代から引きずっている慣れ親しんだ撮影モード感覚にキッパリと別れを告げ、新たな設定を粛々と受け入れたッス。実際にやってみると、たちまちのうちに画質が高位に安定しますから、この事実を前に過去への未練など簡単に消し飛んでしまいました。

んでもって、ここから前のエントリーとつながってくるのですが、その上でのIS見直しだったッス。ISレンズは確かに便利であることは認めましたが、室内等の薄暗い環境で写真を撮ることが稀であるおいらにしてみりゃISレンズなんぞ35mmと70-200mmF4Lの二本あれば十分ッス。その他現役で使用中のnon-ISレンズ、AFのぶっ壊れた17-35mmから、15mm対角線魚眼、28-75mm、28-200mm、50mm、85mm、90mmマクロ、200mmLまで各種取り揃えてはおりますが、これらを買い換える必要性は全く感じておりません。

なぜならば、例えば我が家のISレンズがカバーしていない焦点距離の標準50mmを例にとりますと、50mmに必要なシャッタースピードが1/150秒であるなら”1/150秒”に設定すればいいだけですから。F8まで絞り込む必要があるなら”F8”に設定すればいいだけですから。Mモードで1/150秒、F8に設定すれば、あとはカメラが勝手に適正露出のISO感度を決めてくれます。その設定で撮った写真がその場におけるベストショットですし、その設定がベストの設定・・・間違いなくそう言えるでしょ?

サッカー撮影の経験から申しますと、おいらの常用設定である1/1000秒F9ってのはピーカンならISO200くらいで撮れる設定です。ただ、雨雲の分厚い薄暗い雨天で傘を差しての撮影ともなると4段近く違うISO2500くらいまで行っちゃうことがあります。これだけ薄暗い環境下で50mm、1/150秒F8という設定の撮影をしたと致しますと、その感度は・・・ISO320です。どれだけ高感度かと思いきや、たったのISO320。こんなの、画質的に全然問題ありませんです。むしろ、大抵のケースではISO100でも明るすぎちゃって、SSを更に速く設定することになっちゃうでしょう。(もちろん、そういうときは撮影モードをISO100での絞り優先F8に変えます。)だからね、基本的にいらんのです、IS。

おいらにとって5D3のISOオートっていうのは、大げさに言うなら20年以上にわたって蓄積してきた撮影の価値観を根底から覆すような革命的なものでした。カメラを買ってからそこに気づくところが「おいらって凡人」としか言いようのないところですが、ま、ともかく、気付いてよかったッス。脳細胞がクソジジイ化しちゃってるので、ISOオートのない5Dとの併用時に頭の切り替えが容易ではありませんが、何とか瞬時に適切なカメラ設定が出来るよう、モノにしていこうと思います。

んじゃ。

  1. 2014/04/24(木) 21:55:54|
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最後の(?)レンズ投資

残りの人生の中で、おいら的にそこそこの投資を必要とする新しいレンズをあと1本だけ欲しいと思ってます。

わざわざ「人生」などとやたらと仰々しい表現を使った意味は既にご想像いただけたかと存じますが、手短に申しますと、これまで7年以上続けてきたサッカー撮影が泣いても笑ってもあと1年半くらいで終わるからです。現段階でサッカーほど傾注できる被写体を他に見つけられておりませんので、その後はもう、これだけの頻度カメラを持ち出すことなんてないんじゃないか。こうしたなんだか少しいや~な感じが払拭できないでいます。

とまあ、意味不明の前振りはこれくらいにして、おいらが今欲しいレンズっつーのは50mm単焦点、4月25日に発売されるシグマartラインSIGMA 50mm F1.4 DG HSMッス。

50mm単焦点と言えば、おいらは既に持っています。20年前に購入したキャノンEF50mmF1.4 USMがそれなんですが、3年くらい前からこいつの電子接点が不調を来しておりまして、エラーが出ちゃって撮れない現象が散発するようになってしまいました。一旦この症状が出ちゃうとカメラの電源を落とさなければ二度と復帰しませんのでイラッとします。実際、被写体に対して「すいません。ちょっと待ってください。」なんて言いながらガチャガチャいじくって撮り直すことになるわけで、これじゃあまるでおいらが悪いこと仕出かしたみたいになってるじゃんかよ!

ただこのレンズ、これだけ古い設計だってのに未だにリニューアルもされないままカタログに載っているように、歴史的にも能力的にも押しも押されもせぬ銘レンズでありまして、あの荘厳とも言えるF1.4開放の描写やF2.8あたりの美しいボケとフォーカスの切れ味、はたまたF5.6以上に絞り込んだ時の完璧な空気感・立体感を一度味わってしまうと、定期的に撮影しなくては収まらなくなるある種の中毒症状が進行していきます。

「50mm界隈の撮影は全てこのレンズを使うべきである。標準ズームで代用なんぞ、絶対に無理。」

常にこのような思いを掻き立ててくれるレンズでしたが、故障症状が出始めてからの3年間は容赦なくイライラが募っていきました。で、最早我慢の限界かというタイミングで出てきたのがシグマのartライン50mmだったッス。(厳密にはまだ出てないけどね。)

この「シグマのartライン」ですが、これがどんなものかは35mmF1.4の方で散々検討しました。解像感という意味ではおいらが買ったF2IS USMよりもずっと上を行くなんてことは以前のエントリーで白状した通りなんですが、このときは軽さを優先して重いシグマを断念致しました。

なんでそんな意思決定をしたかと申しますと、前にも申し上げましたが、35mm近辺の画角ってのは高級銀塩コンパクトのコンタックスT2(38mm単焦点)で使い倒してきた経験があるからです。このあたりの画角はおいらにとってお気軽にスナップが撮れるレンズでなきゃならず、軽くなきゃお話にもならない。ズームより重い単焦点なんて言語道断。そういう背景もあってキャノンのF2ISを選択した次第。

一方、標準50mm単焦点っつーのはおいらの撮影歴では徹底して一眼レフ固有の画角であり、F1.4 USMの妖艶なる描写力が脳内に叩き込まれておりますので、こちらは解像度で決めるしかない。開放F1.4は譲れませんし、単焦点としての切れ味も絶対必要。てことで、レンズの重い軽いではなく、あくまでも描写力と機能優先で選択することになります。

この前提で何を買うかっちゅーことになるんですが、まず「EF50mmF1.4 USMをもう一本買い足す」という安直な選択肢はさすがにあり得ません。コーティング的にも無防備な球面レンズのみから成るこの旧設計レンズは、開放付近で色収差が結構派手に出ますし、逆光にも弱い。また、近々こいつがいよいよリニューアルされIS化されるんじゃないかというような噂もありますが、おいらが買った35mmF2ISの価格から推定するに、開放F値を落とすか、もしくは相当高額になっちゃうんだろうってなことが想像されますので、この辺全てひっくるめて候補から外れちゃうのかなと。

更に、キャノンのもう一つの50mmである「EF50mmF1.2L」の方はね、いくらなんでも高すぎです。

てことで、結局シグマartに落ち着くわけなんですけど、この前発表された価格をみるとこれ、定価127,000円もするそうです。通常、同じ開放F値の35mmと50mmって50mmの方が安いのが普通ですよね~。んなもんですから、定価118,000円のシグマ35mmF1.4よりは安くなるんじゃないかと想像していました。う~ん、困った値付けだよな~・・・・・

肝心の解像力ですが、シグマのartラインの描写力は35mm検討中に散々目にしてきましたので、そこに問題はないと考えています。つーか、ぶっちゃけ言うならEF50mmF1.2Lの上を行くんじゃないかと想像してます。おいらが最近よく参考にさせてもらっているサイト SLR Gear の評価を読む限り、F1.2Lとは次元の違う抜けたレベルのようですからね。これに対抗できるのはツァイスOtus1.4/55(55mm F1.4)しかないみたい。40万円のレンズと同等なんて、うんこシグマのくせにやるじゃん!(APO50-500mmも出色だったし、そろそろ”うんこ”の冠を外してやってもいいのかも。)

とにかく被写体がうじゃうじゃしてるうちに買っとかなきゃ意味がないってことで、このartライン50mmF1.4は発売後すぐに買おうと思っちょりましたが、高いのでもう少しだけ様子を見ます。今後公表されるであろう素人サンプルを見るなりして、もうワンランク上の購入意欲を沸き立たせないと踏ん切れないっつーか何と言うか。時間的にグズグズするわけにもいきませんので、遅くとも夏のボーナスセールくらいには買えるタイミングで判断するってことでね。(ただ、そんなお金、どこにもないってのにどうするつもりなんだろうか。)

尚、今日のこのエントリーは「ISへの評価を見直したんだったら、新たに欲しくなるレンズも出てきたんじゃね?」というある阿呆からのメールにお答えしたものです。シグマartライン50mmはIS(つーかOS)でもなんでもありませんが、”新たに欲しくなるレンズ”ってところに反応して書き散らかしました。一方、質問の本質であった”ISへの物欲”の方はどうかっつーと・・・

いくらISを見直したからって、「だからこのレンズが欲しくなった」なんてこたーありません。いや、正確に言うなら、以前までのおいらなら欲しくなるものも出てきたのかもしれませんけど、5D3でおいらの基本的カメラ設定が劇的に変わったために、ISレンズの必要性が限りなく低くなってしまいました。・・・眠くなっちゃったんで、これについてはまた今度。

んじゃ。

  1. 2014/04/17(木) 23:31:26|
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シャッタースピード

遠い昔にこのブログにも書いたような気もするのですが、おいら自身いつの間にやら忘れてたんで、戒めのためにここに書き記しておきます。

時を遡ること10年以上前の銀塩時代、静物を撮るときにブレないシャッタースピードは”焦点距離分の1秒”と言われておりました。標準50mmなら1/50秒、望遠200mmなら1/200秒まで手持ちで耐えられるってことです。でも、今どきのデジイチにこの理屈は通用しません。あなたのカメラが2,000万画素超のフルサイズなら、焦点距離の3倍分の1秒(1/(焦点距離×3)秒)くらいの速いシャッタースピードで撮るべきです。標準50mmで1/150秒ってことッスよ。APS-Cともなると5倍、1/250秒くらいでいいかも。

例えば、今まさに実験したばかりのことを書きますが、まず5DにタムロンA09(SP28-75mm)を装着します。そんでもってズームを標準50mm近辺に合わせてカメラのモードをP(プログラム)に設定。ISOオートで室内の照明に向けてシャッターを半押しすると、露出はISO100、1/50秒、F5にロックされました。で、そこからどんどん暗い方にレンズを振っていくと絞り値やISO感度の値がどんどん変化していくんですけど、シャッタースピードは概ね1/50秒のまま。ズームをワイド端に振ったりEF35mmに付け替えると1/30秒、ってというふうに、”焦点距離分の1秒”をキープしながら露出を変えていきます。

てなわけで、ここで声を大にして言っておきましょうか。
これじゃダメなんです!

カメラ言いなりのこんな露出設定のままシャッターを押しちゃうと、撮れた画像はまず間違いなくブレています。ものすご~くビミョ~ではありますが確実にブレている。肉眼ではよくわからないかもしれませんが絶対にブレている。この、モニターでパッと見たくらいではほとんど確認できないようなビミョ~なブレが、色収差に次ぐ画質劣化の温床と化しているに違いないんです。(←出た!お得意の超断定。)

繰り返しますが、カメラ本来の性能を満喫したいのであるなら、標準50mmでフルサイズ1/150秒、APS-Cなら1/250秒より速いシャッタースピードが必要です。上記の試写の例で言うなら、それぞれISO感度を1段ちょい高感度側に振るか絞りを開けるかして、これらのシャッタースピードを確保しなきゃならんとです。

何をバカなことを・・と思われた方、例えば重箱君なんかは間違いなくそう思われたことでしょうけど、まあ騙されたと思ってしばらく続けてみてごらんなさい。数枚見ただけでは全然わからなかったその違いも、百枚、千枚と撮り進めれば絶対に実感できるようになります。「なるほど、そうだったのか」と。特に、あなたのカメラがAPS-Cならば尚更です。「最近撮った画像は、なんだかスッキリした感じがする。」そう気付くこと請け合いです。(ホントか?)

だいたいさあ、ドットピッチが狭けりゃ、その分シャッタースピードを上げないとブレる。被写体が遠くにありゃ、それだけブレやすくなる。こんな簡単な理屈、中学生レベルの頭を持ってさえいれば誰だって理解できるでしょ?ブレのないシャッタースピードがフルサイズとAPS-Cで同じであるはずがない。低画素センサーと高画素センサーで同じわけがない。近くの被写体と遠い被写体では結果が異なるに決まってるじゃないですか。あとはね、その絶対値がどの辺にあるかを特定してやればいいだけのことッス。

で、実はおいらったら7年くらい前にそれを「5Dで(焦点距離の2倍+α)分の1秒」と特定してたんスよ。「様々な撮影条件をカバーしたいのなら、最低限これくらいの速さは必要だ」とね。残念ながら、さっきまできれいさっぱり忘れちゃってたんですけどね。でも今後、コンスタントにより美しい画像を手に入れたいのであるならば、とにかくこの理屈を今一度頭に叩き込み、身体に染み込ませなければなりません。

そもそも”(焦点距離の2倍+α)分の1秒”なんて面倒くさいこと言ってるから忘れるんです。”+α”なんて言わず単純に”2倍”でよかった。でもって、5Dでこれなんだから、5D3も含めて2,000万画素越えが当たり前の今どきのドットピッチ狭々(せませま)カメラともなると、シンプルに

  手ブレをしないシャッタースピード = 焦点距離の3倍分の1秒

これくらいが覚えやすくていいんじゃないスか。

翻ってカメラのPモードに話を戻しましょうか。なんで1/50秒なんスか?フルサイズ+標準50mmで1/50秒。これ、銀塩時代の一眼の設定をデジイチにそのまま引きずっちゃってるってだけでしょ?ぶっちゃけ、パッと見には1/50秒でもちゃんと撮れた感じがしますからね。デジイチで設定を変えるまでには至らなかった。でもね、ダメなんです。数倍速いSSで撮り続けてりゃ誰だって分かるんです。デジイチで常識が変わったんだな、と。

なんで今さらこんなことを蒸し返しているかっつーと、最近これを再認識させられたからです。おいら、ここんとこサッカーを50-500mmでばっか撮ってるんですが、そこでたまに撮る100mmを切るような短い焦点距離の画像が異様に綺麗なんですよ。もちろんF8以上に絞り込んでるってこともあるんですが、それにしたって10倍ズームの画像とは思えないくらいキレッキレの美しい写真ばかり。そこでハタと気づいたんです。

「そうか、これ、1/1000秒で撮ってるからだ。」

例えば標準50mmで撮るとして、皆様、SSはどれくらいまで許容してますか?長い年月を経て、おいらったらいつの間にか銀塩レベルの1/50秒までOKにしちゃってました。これはX50を握っても同じで、それで良しとしちゃってたんです。でも、これからは改めます。それぞれのドットピッチを勘案して、5Dで焦点距離の2倍(50mmなら1/100秒)、5D3で3倍(同1/150秒)、X50が4倍(同1/200秒)、その他もし今どきのAPS-Cを使う機会があれば5倍分の1秒(同1/250秒)を守るべき境界ラインとして、脳内にたたき込みます。またこれでレベルが確実に一段上がるね。ウッシッシ。

ちなみに、誰が何と言おうと、おいらのこの感覚は正しいッス。他人は全然再現できていないオボちゃんのSTAP細胞と違って、おいらのこの理屈は7年前に約1名が追試をしてこれを認めていますからね。(たったの1名かよ!)それでも文句をブチブチたれがちな重箱君みたいな野郎にはくれぐれも言っておきますけど、反論したけりゃ最低1,000枚くらいはこの条件で撮ってみてから文句言うように。一度やってみたら最後、真実に気付いちゃうんで反論できなくなるだろうけどさ。

あと、どさくさにまぎれて、昔から持っている考えをここでもう一つ改めさせていただきます。

キャノンの手ぶれ補正機構IS(タムロンのVC、シグマのOS)ですが、おいらは長いこと「200mmより短いレンズにISなんぞいらん」と公言してはばかりませんでした。「あんなもん、画質が落ちるだけで全く無意味」と言い切っておりました。「こんなしょうもないものを有難がる阿呆の気が知れない」と罵倒しつくしておりました。が、しか~し、ここにこれら全ての前言を撤回させていただきます。

「申し訳ありませんでした。私が間違っておりました。ISの存在によって画質が落ちないならば、ISはあった方が全然いいです。」

もちろんここで言うISってのは、被写体ブレが避けられない1/10秒などといったスローシャッターなんぞのために存在するんじゃなくて、広角を1/60秒とかで普通に撮るために必要な機能って意味ですけどね。もうお分かりいただけたかと存じますので、これ以上は触れません。

繰り返しになりますが、特に”誤解の鬼”重箱君にはくれぐれも言っときますけど、画素数ばかりアホみたいに多い君のサブ機(APS-C)なら1/(焦点距離×5)秒だからね。これより速い分にはいくら速くてもいいけど、遅いとダメだかんね。あと、たとえレンズにISがついてたって、最低1/(焦点距離×2)秒は確保してね。4段効くとか言ってる最新のISだって4段まで出るのはあくまでもうまくいった時の話で、平均的には3段もねえと思うんで。古いISともなれば1/(焦点距離×3)秒でよろしく。

んじゃ、そういうことで。

  1. 2014/04/15(火) 21:20:51|
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ピクチャースタイルについて(?)

(反応が遅くなって申し訳ありません。コメントが入っていることに先ほど気付きました。(正直、友人以外に読者がいるとは思っておりませんでした。)開設以来一貫してメール代わりに使っているブログなので、返信はここに載せちゃいます。何かありましたら、またコメント欄にお願いします。)

お問い合わせの件について、わたしゃ写真は全てRAWで撮ってからSILKYPIXで現像しているので、ピクチャースタイルというものを使用したことがありません。初代5D購入以降8年以上これを続けておりますので、そもそもピクチャースタイルについてコメントできるような能力がありません。すいません。

以下、一般論になりますが、・・・・ピクチャースタイルの選択というのは、銀塩で言うならフィルムを選ぶ行為と似ていますよね?だとしたら、その設定は被写体により変わる(変える)ことになるように思います。また、モニター鑑賞目的か印刷目的かによっても変わってくるのではないでしょうか。

ただ、私自身はこういうのも含めて全て自分の好き勝手にしたいのでRAWで撮ります。RAWならば写真の味付けを撮影前に決めておくのではなく、撮った後にいつでもゆっくりと自在に決められるからです。実際にJPEGに仕上げる際、同じ写真でも目的によって現像の設定を変えています。例えば、①スライドショーに仕上げるときと、②写真集等に印刷するときでは設定を変えて、都度それぞれの目的に適したJPEG画像に現像しています。もうちょっと具体的に(?)言うなら、①は自然に、②の方はシャープネスも彩度もコントラストもノイズリダクションも露出もホワイトバランスも何でも変えてギトギトにケバケバしく仕上げています。

こうした現像作業には大して時間もかかりませんし、これでカメラ事前設定撮って出しの画像よりも確実に良くなりますので、これを面倒だと思ったことはありません。むしろ写真撮影の一環・当たり前の作業だと思っています。「せっかく高額なカメラを買っているというのに、その性能を眠らせたまま中途半端なレベルで留めておくようでは、何のために出資したのかわからなくなる。カメラの持つ画質能力を最大限に引き出し/掘り起こしてナンボ」って感じでしょうか。

こんなんでお答えになっておりますでしょうか。こういうことを書き始めたら止まらないもんですから、またいつもの思い込みで一気に書き散らかしましたが、もしかすると話が変な方向に行っているかもしれません。なにとぞご容赦ください。

んじゃまた。

  1. 2014/04/10(木) 23:29:29|
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5D3によるサッカー撮影(その2)

また練習試合を撮ってきました。

前回、M(1/1000秒、F8)+ISOオートで撮った画像を振り返ってみますと、感度はISO250~ISO800の間で振れていました。評価測光なもんですから、グラウンドのこの辺一帯を撮ってるときにはISO250、この辺だとISO400、・・・とか、露出ってのは撮影位置と被写体の位置による太陽光との織りなす角度と背景の明暗によってだいたい決まるようで(当たり前だ!)、同じグラウンドでも明部暗部で約2段の差があるってことッス。

で、今回は前回より更に絞ったF9~F10で試写してみました。APO50-500mmのテレ端500mmは開放F値がF6.3なので、画質が更に向上することを期待して開放から1段以上絞った画像を実感してみようって魂胆です。このレンズったらF11で回折現象が出始めるらしいので(←おいら自身は検証したことがないし、する気もないけど、他者の報告によるとそうらしい)、絞るにしたってF10が限界ってことで、画質と絞り値との相関実験はこれで打ち止めにするつもりッス。

もちろん、前回試したF8と今回のF9~F10というこの1段にも満たない微妙な違いなんぞ、いつも撮っている景色を100枚単位で処理・鑑賞するくらいのことをしないことには分かりっこないと思われましたので、ホームグラウンドで行われる練習試合を選んで出かけて行きました。花粉が猛威を振るっていて出来れば外出は避けたかったんですけど、4月早々に開幕する公式戦に向けて撮影条件を追い詰めておきたかったのでしょうがないッス。

実際の撮影では、カメラの設定が暗くなる分 少しでも明るさを稼ぎたかったので、今回は完全に太陽を背負う場所(完全順光)から撮影しました。そこはゴール裏左サイドというサッカー撮影的にも絶好の位置なんですが、公式戦だと「そんな場所で写真なんか撮ってんじゃねえよ!」って怒られるような立地になっちょりまして、普段は入らないようにしているところです。でもまあ、今回は練習試合だから怒るような人もいないだろうってことで、図々しくもそこに突撃しちゃいました。

で、結局400枚くらい撮ったんですけど、まず、データ的にはいずれもISO250~ISO1600という散らばりになりました。今回の撮影場所からだと被写体の位置により背景の明暗が大きく異なりましたので、それに引っ張られた結果です。・・・・じゃなくて、この試写の目的であるF8とF9/F10との違いですが、50~400mmくらいのところではぶっちゃけ差などほとんど分かりません。ただ、テレ端500mmになると、F9/F10の方がいいです。うまく表現できませんが、生々しい感じが確実に増してるっつーか何と言うか・・・・

そんな中でも、特に順光でバッチリ撮れた画像はすごいッス。画像自体が多少糸巻き型に歪んではおりますが、画質だけ見ればLで撮ったと言っても通じるでしょう。この世の中に流布されている「このレンズの500mmは緩い」とか「F8まで絞れば改善する」などといった評価は、これはこれで当たっておりますのでおいら自身もそう思ってたんですけど、更にこの先があったんスね。普通の人はこのレンズをF9とかF10まで絞って撮るなんてことしないから、F8どまりの評価が定着していたってことなんでしょう。

繰り返しますが、このレンズったらF8にとどまらず更に絞り込めば、画質はその分改善します。5D3だとISO800くらいまでなら感度を上げても問題を感じませんので、この範囲で収まる明るさが確保できればしめたもの。1/1000秒というシャッタースピードだと無制限に絞ることもできませんが、晴れてて逆光じゃなければF9/F10もいける感じです。やっぱ太陽光って偉大ですし、撮るときの太陽の位置って重要です。

てことで、晴れていれば感度が1/3~2/3段アップすることによる画質劣化は実感できるに至らないという今回の評価に加え、実際の撮影では500mmの画像が全体の半分を超えるというおいら的現実を鑑みると、とりあえずは感度を上げて撮った方が恩恵が大きいように思われます。よってこれからはF9をスタンダードにしちゃうことにします。曇天でもF9でいく。んでもって、問題なければF10にエスカレートさせますし、何か不都合があったらF8に戻すか、もしくはサンヨンに持ち替えるってことで。

んじゃ。

  1. 2014/04/01(火) 22:23:16|
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カメラストラップ

5Dと5D3の2台体制となって、新たなストラップを導入しました。

まずはハンドストラップ。これまで5Dで6年もの間使い続けてきたハンドストラップを5D3に付け替えました。ここで言うハンドストラップってのは手首までフォローするようなゴテゴテしたやつじゃなくて、手を通したら手の甲が半分くらい覆われるだけの一番安いシンプルなやつのことなんですが、スッピンになった5Dの方にも同タイプの廉価なハンドストラップ(1,000円ちょい)を購入して装着。どちらのカメラも手元機能的には同等の仕組みとしました。なぜこのストラップにこだわってるかっつーと・・・・

それは「手のひら(&甲)でカメラを支えつつ、右手の5本指をフリーにすることができるから」ってことに尽きます。カメラを握力いらずで持ち運べるってのはもちろんのこと、固定されていない自由雲台の上に載せた3kgくらいあるカメラ・レンズの動きを片手でコントロールし、かつ親指AFやら各種設定変更、あるいは微妙なシャッター操作等々をファインダーを除きながら自在に操るには、このシンプルなハンドストラップってのが不可欠なのであります。(この間、左手はひたすらズーム操作をするのみです。)

また、おいらのこの5Dで使用してきたハンドストラップってのが、これまたこれまでの歴史の積み重ねを経ておいらの手になじみまくっておりますので、新品なんぞよりも格段に使いやすいってことッス。んなわけで、こいつを今後のサッカー撮影主力機となる5D3に移植した次第。もちろん見た目上は既にボロボロになっているんですけど、ま、そんなの気にしないってことで。

というわけで、ストレスなくいつでもシャッターを操れるという意味で必須であるハンドストラップについては、それぞれのカメラに見合ったものを問題なく用意することできました。

ただここで、2台体制に由来するもう一つの問題が持ち上がってきました。

これから2台でサッカー撮影に臨む、ってことは、撮影時に使っていない方のカメラはどこかに放り出しておくってことでしょ?でも、ボールがいつ飛んでくるかわからないような場所でカメラみたいな大切なものものを地面に置きっぱにしておくわけにもいかないし、それ以前に、望遠レンズを装着した5D3のストラップに右手を通して、左手には一脚と折りたたみ式椅子を抱えてしまうと、2台目のカメラである5Dを撮影場所に運ぶことすら出来ないッス。

んじゃ、5Dの方にはハンドストラップ以外に普通のストラップもつけて、首からぶら下げて運ぼうかとも考えました。が、そんなの無理がありますよね。いざ5D3での撮影を始めちゃったら、首からぶら下げている5Dが邪魔くさくてかなわないですから。かといって、やはりその辺に置きっぱにしておくわけにもいかない・・・・

んじゃどうするのかってことで、検討の結果たどりついたのが「たすきがけ用ストラップ」です。

まず、2台によるサッカー撮影の実情を鑑みますと、おいら的には
 ●5D3撮影時(座って一脚使用)には5Dを身体にぶら下げる。
 ●5D撮影時(立って歩き回る)には5D3を身体にぶら下げる。
 ●ぶら下げる位置は、いずれの場合も身体の背中側に。
 ●カメラの交換(上記5D3と5Dの持ち替え)はストレスなくスムーズにできる。
 ●身体にかけるストラップは常に1本で、ストラップごとの掛け替えはしない(1本かけっぱなし)。
 ●どのような体動があろうとも、(肩などから)勝手にズリ落ちたりしない。
というナゾナゾみたいなニーズを満たす必要がありました。

てことで、「こりゃカメラをたすきがけにするしかないな」と思った次第なんですが、世の中で売られているたすきがけ用のストラップって大きく2つの方式に分かれるようでして、その一つはカメラを購入すればついてくる普通のストラップの長さを調整できるように工夫したもの。”ニンジャストラップ”なんかがこの方式に該当しますが、このタイプは普通のストラップ同様、カメラ上部左右にあるストラップ取付け部に通して使用します。

もう一つは、文字通りたすきを身体にかけ、そのたすきにカメラを装着したリング様の金具を通して、そのリングがたすきに沿って自在に上下移動できるようにしたもの。(←文字による説明って難しい。)”ブラックラピッド”や”キャリースピード”なんかがこの方式に該当しますが、こちらは三脚穴を使ってカメラをストラップ(のリング様金具)に接続します。

で、おいらが採用したのは後者です。2箇所でカメラと接続している前者だと、どう考えてもスムーズにカメラを付け替えることが出来ませんからね。後者を採用して、リングとカメラとの接続を脱着できるシステムに改造して、簡単に切り替えが効くように致しました。

購入したストラップは上海問屋のバッタもんで、1,000円くらいでした。カメラの三脚穴にねじ込む部品の信頼性が地を這うレベルかと思われますので、こんなものを不用意に使って大切なカメラの三脚穴のネジ山をぶっ壊すリスクを冒すわけにもいきません。よって、ハンドストラップの三脚穴の横にあるストラップ取付け部を利用して、そこにダイソーで買ってきたテキトーな部品をつけたりなんかして、それぞれ簡単に脱着できるよう改造致しました。

で、その使い勝手なんですが、問題なく使えてますです。5D3を5Dに持ち替えるのは試合が終わって応援団の前で挨拶をしている時間帯なので、5D3&望遠レンズをその場においてもボールがぶつかったりするリスクもありませんでした。よって、たすきがけストラップは始終5Dにつけっぱ状態。即ち、事前の思惑とは異なる使用法になってしまったんですが、ストラップ自体の使用感は快調なものでした。それに、これってよく考えればこのストラップ本来の使い方に戻っただけのこと。てことで、これはこれでよしってことにしておきます。今後、会場によっては5D3&望遠レンズを置いておくことが出来ずにぶら下げなきゃならないような場面も出てくるでしょうから、この自作の改造は無駄にはならないだろうってことで。

んじゃ。

  1. 2014/03/20(木) 23:19:03|
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5D3によるサッカー撮影

先週末、練習試合ではありましたが、またサッカーを撮ってきました。ただ、今回は使用したレンズがいつもサッカーに使っているAPO50-500mmでしたので、いよいよおいらの本丸的撮影環境での機材の進化っぷりが明らかになるってことで、ちょっとしたワクワク感がありました。

で、その首尾ですが、
  ●いつでもフォーカスがバッチリ来る。
  ●いつでも絞り値F8で撮れる。
  ●結果として5D3でも十分すぎるくらいの解像感がコンスタントに得られる上に、
  ●画素数の多さという恩恵にも浴することが出来る。

てな感じでした。かいつまんで申しますと、「写真の質が確実に一段上がり」、更に「撮影の幅が広がった」てなところでしょうか。

このうち前者については前にも述べたとおりです。貧乏人のなけなしの投資効果が画質の底上げという形で分かりやすく確認できて、なんだかちょっといい気分であります。で、もう一方の「撮影の幅が広がった」というのは「画素数の多さという恩恵」によるものなんですけど、(同じくサッカーを撮っている約1名の本ブログ読者に向けて)ここをちょいと詳しく説明します。

カメラに画素数増を求めていない、つーか、むしろこれを拒絶する傾向にあるおいらが画素の多さを必要とするシチュエーションってのは極めて限定的なんですけど、あるにはありました。これはサッカーの試合を1,920x1,080というフルハイビジョンスライドショーに仕上げるというおいらのルーチン作業に関連しているものなんですが、具体的に言うなら「向こう側のゴール前の画像に限っては、もう少し画素数が欲しい」ってことッス。

前にも申し上げましたが、おいらは基本的に敵方のゴール裏に陣取って攻めてくる味方を撮っておりますので、遥かかなたにある味方のゴール前の画像ってのは、いくら500mmで撮ったところで寄り切れません。そんな画像を1,920x1,080の大きさ、っちゅうかその比率にトリミングするんですけど、5Dだとたとえ等倍で切り取ったとしても味方DFやGKの画像は画面いっぱいにはなりません。それが、5D3になりますと画面いっぱいになるまで寄った大きさで切り取れるんです。

もちろん物理的に切り取れたとしても画像の美しさが保てていなければお話にもならないところなんですが、M+ISOオートで撮影するという神業(?)を開発しちゃったおいらは、5D3のそのAFと高感度耐性のおかげで等倍でも十分見られる画像が撮れちゃっている。結果として、5Dより幅広に使えるってことになるんです。

このように、おいらなりに懸案であった「向こう側のゴール前」はとりあえず500mmで事足りるってことが分かりましたので、テレ端の焦点距離を少しでも稼ぐべく購入を目論んでいたタムロンの150-600mmは不要ってことになりました。それだけの画質を呼び起こすことができた正確なAFと低ノイズの高感度、今後もこの5D3の機能を味わいつくしたいと思います。

で、もう一方の5Dの方なんですが、5D3の登場で現役引退かっつーと、もちろんそんなことはありません。今回5Dには35mm単焦点を装着し、プレーが止まったときなんかにたまに持ち替えて撮ったりしたんですけど、これがまたとんでもねえ画質なんです。

その違いをしっかりと認識できたのは、たまたま撮った絞りF2開放画像。同じF2でも5D3で撮ると相応に緩くなるんですけど、5D画像ではまだ相当の切れ味が残っていました。いや、ほんま、この画像ったら、見た瞬間ちょいと鳥肌もの。ピーカン順光の下、ISO100、F2の絞り優先で撮った画像でしたが、合焦した部分にしっとりとした空気感(湿度感)を存分に醸し出しながらエッジは立って黒は深々と沈み込みつつ背景は綺麗にボケ、周辺減光は結構派手目に出るものの、画質を落とす収差については徹底してこれを除く努力をしているレンズであることがよくわかりました。(←ホントか?褒めすぎちゃうか?)

ま、とにかく、静的な被写体はやはり5Dで撮るべきッス。

んじゃ。


  1. 2014/03/19(水) 21:28:31|
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EF35mmF2 IS USM

当該レンズの撮影枚数が100枚を超えましたので、その使用感についてご報告申し上げたいと思います。が、その前に「なんでこのレンズを購入したのか」について簡単に触れておきます。

(毎度のことなんですが、以下に出てくる”解像度”、”解像感”の意味は、”美しさ”を絶対的な前提として掲げてのおいら的な価値観によるもので、「画像が細切れになってさえいれば画質は不問」というやみくもに高画素を有難がる一般の阿呆どもの解釈とは全く異なりますんで、そこんとこよろしく。)

さて、前にも少し触れましたが、「キレキレの集合写真を撮る」というのがこのレンズ購入の直接のニーズでした。集合写真はA09で撮るというのがこれまでのパターンではありましたが、残念ながら1列20人×4列などという細長い集合写真を撮ると、ズームの解像限界がどうしたって見えてしまいます。A09もその辺のLズームと同等以上に善戦はするんですが、やはりどうしたって単焦点にはかなわない。というわけで、購入に踏み切ったわけです。

購入機種の選定にあたってはシグマのF1.4 artと直接比較しておりました。で、この中から最終的にF2 ISの方を選んだわけですが、その決め手は「画質」よりも「軽さ」でした。

画質的にはどうみたってシグマの方が上だと思うんですけど、こちらは以前ぶっ壊れた17-35mmF2.8-4よりさらに重いという欠点を抱えており、17-35mmを使っていたときのあの”なんとな~く鬱陶しい感じ”が脳裏にちらつき、それをどうしても払しょくしきれませんでした。更に、絞りを開けたらかないっこない解像感も絞り込めばいい勝負いなるみたいですし、そもそも広角はテキトーに撮ってるだけのおいらが絞りを開けることなんぞまず滅多に、ほとんど、全然、ありませんから、安くて軽い方を選んだ次第ッス。

てことで、ここでようやく”使用感”へと話を進めたいと思います。

このレンズの直接の購入動機であった集合写真ですが、購入後にいきなりそれを撮る機会がありました。こたろ高校卒業生の集合写真です。ただ、撮影者がいっぱいいた関係で50mmで丁度いいような少し離れた距離から撮らざるを得ませんでしたので、15%程度のトリミングが必要な画像になりました。この画像、離れた分被写体が若干中央に寄っていることもあるせいか、レンズ中央部のその解像感は文句なく、ズームでは決して再現できないような”切れ味”を存分に堪能することと相成りました。

あと、別にLじゃなくとも単焦点レンズなら5D3でも十分に解像するってことを再確認致しました。

その昔、キャノンの開発者がレンズの解像限界について「高額L単でフルサイズ3,000万画素」って口を滑らせておりましたが、これを基として、その他の単焦点の解像限界が2,000~3,000万画素、Lズームだと2,000~2,500万画素。また、A09とかよくできたズームが2,000万画素くらいいくとして、キット付属等の安物へなちょこズームともなると1,000万画素がせいぜい・・・・などといったテキトーな仮説を立てて自身のレンズ選択の目安にしておりましたことは、遠い昔に申し上げましたとおりですし、今の今までこの感覚に矛盾を感じたことは一切ありません。

実際ついこの前にも、タムロンのA09(28-75mm)でカメラを入れ替えて同じ場面を撮った際には、「このレンズは5D専用」という感想を持ちました。5Dだとあれだけ美しいA09が、5D3で撮るとなんだかちょいとパサついた感じのデジタル感が残ってしまうんすよ。同じ集合写真でも一人ひとりをじっくりと確認したいようなケースでは不満が募るに違いない。画素数的には5Dより多いけど、見るたびになんだかちょいとイラッとする。そんな画像なんです。この事実を鑑みて、「A09の解像の境界が5Dと5D3の間の2,000万画素あたりにあるってのも結構当たってたんだな」という認識をさらに深めた次第。(もしかすると画素数的に5D3とあまり変わらない5D2で撮ってもちょいと物足りない感じなのかもね。)

「やっぱり単焦点はいい。」

久しぶりに単焦点をじっくりと使って、こんな感じが改めて生き生きと脳内に甦ってまいりました。今後は今以上に出動頻度が増えるんじゃないでしょうか。

んじゃ、そういうことで。

  1. 2014/03/16(日) 20:13:29|
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5D3試写中

貧乏なんぞ今に始まった話ではないので、貧しさに纏わる話題はさておいて、5D3の話をします。

今、取説熟読により機能の理解に励むとともにいろいろと試しているところなんですが、まずこのカメラ、吐き出す画像は思ったよりも解像感がありカッチリしてます。絞りやAF、感度等の設定をいろいろと変えながら中望遠単焦点(85mm)で100枚くらい撮ってみて、そんな感想を得ました。

5Dと比べて高感度耐性は目が回るほど向上していることを実感しましたが、その一方で画質が少しデジタルっぽいと言うか何と言うか、うまく説明できませんが、同じレンズを使って同じ被写体を同じようなタイミングに同じISO100で撮った5Dの画像と比較すると、空気感(つーよりも”湿度感”って言い方がおいら的にはしっくりくるかも)や立体感といった”生々しさ”の点ではやはり5Dの方が上だいうこともしっかりと確認致しました。(←これ、画像を見てみりゃ誰でもわかると思う。)

更に先週末、おいらの撮影の本丸であるサッカーを試写してきました。こたろ高校の卒業生を送る内輪の試合だったんですが、使用したのは手持ちでお手軽に振り回せる遠近両用EF70-200mmF4L IS+1.4xエクステンダーという組み合わせと、買ったばかりのEF35mmF2 IS。これらを5Dと5D3というカメラ2台に付け替えたりしながら撮りました。

この試写ではね、とにかくAFの進化っぷりを見たかったッス。もともと5D3ってのは高感度耐性とAFの2点が進化の二大巨頭だっていうことでしたし、高感度耐性の方は先日の試写で実感出来ちゃいましたからね。今回はもう片方のAFの進化について、味わえるだけ味わっちゃおうっちゅうわけでありまする。

で、この5D3のAFなんですが、とにかくすごいッス。レンズはエクステンダーつけたズームだってのに、ビシッビシッとフォーカスが来てます。SILKYPIXで現像しながら鳥肌を立てていました。5Dのフォーカスって実は甘かったんですね。それを思いっきり実感できました。ま、フルハイビジョンのスライドショーにする場合は画像を縮小しますからその差なんかほとんどわかりゃしませんが、モニターで普通に観察したり印刷したりすればテキメン分かります。これだけの差があることを認識しちゃったもんですからね。もう二度と5Dでサッカーを撮ることはないと思います。

そのカメラ設定なんですけどね、これまで使っていたTv(シャッタースピード優先)を放棄し、TvでもAv(絞り優先)でもないM(マニュアル設定)+ISOオートで臨みました。SSは高校生の動きが概ね止まる1/1000秒、絞りは我が家の両望遠レンズ(サンヨン、シグマ50-500mm)の解像度がグイっとはね上がるF8で固定し、カメラの方でISO感度を適正露出に合わせてもらおうっちゅーわけです。レンズは違いますが、今回の試写でこの設定に何の問題も感じなかったので、今後はこれをサッカー撮影のスタンダードとします。だってこれが最も理にかなっている方法だから。

これを読んでるあんたらも同じ年代だから分かってくれると思うんですけど、”ISOオート”ってのは銀塩で言うなら1枚1枚感度の異なるフィルムを使用するのと同じことなので、フィルム育ちのおいらとしては、TvやAvと違って何だか”禁断の機能”って感じがしないでもありません。
 ●ISO感度というものはシャッタースピードや絞りと違って固定されているのが当たり前。
 ●まとまった量(フィルム1本)を撮らないと変えられない類のもの。
 ●それなのに1枚1枚感度が変わるなんて、そんなことしちゃって本当にいいの?
 ●それに、たとえ変えるとしても、フィルム選びと同じように自分の意思で変えるもの。
 ●これがカメラ任せで変わるなんて言語道断。
こんな固定化された概念がいつの間にやら醸成されていたっちゅーか何と言うか・・・・・ほらね、頭の凝り固まったジジイって結構面倒くさいっしょ?

ってそれはともかく、被写体ブレを抑えるギリギリのシャッタースピード、高画質が得られるギリギリの絞りで、その場の露出に応じたギリギリの低感度・・・・。この撮影条件って画質の観点から画像1枚1枚に時間をかけて追いつめていくのと同じことですからね。90分コンスタントに撮り続けるというスライドショーを前提としたおいらの撮影スタイル的には最善の技術と言えるように思います。あくまでも理屈上は、ですけど。

ただまあ本当は、理論上 8bit-JPEGに戻しても諧調が乱れないという14bit-RAWという特性を当てにして、露出を-2/3EV~-1EVに補正。現像時に+2/3EV~+1EV引きもどすことにより撮影時の低感度を更にがめつく稼ぎたいところなんです。でも残念ながら5D3にはその機能がないし(M+ISOオートで露出補正が出来ない)、カメラの判断による適正露出(±0EV)で撮る以外にありません。1DXはファームアップでこれができるようになったようですから、5D3の方も是非対応してもらいたいところッス。

んじゃ、長々とわけ分からんことを書き散らかしましたが、このカメラったら相当面白いので、また撮ってきます。

  1. 2014/03/14(金) 20:41:59|
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TOLOT

前にもちょいと書きましたが、ワンコインフォトブックを作成しました。出来上がってきたのを見てみますと、これ、とんでもなくいいッス。

まず、作成段階から至れり尽くせりです。

他のフォトブックなら最初の数作品は人柱の精神で試行錯誤を繰り返しながら、切り取り部や見えなくなる部分(ドブやノド)の実寸値やら適正解像度などについてデータと完成作品との相関を特定していってフォトショップの自作フォーマットに落とし込んでいくところですが、このTOLOTでは初めからこれらが明らかにされた360dpi相当のフォトショップフォーマットが用意されています。また、これと同様に、モニター上の見た目と印刷の見た目との画質の整合について試行錯誤する必要もなく、コントラストや彩度をグゴッと上げれば綺麗に印刷されることが例示されています。

おいらは提供されているフォーマットをそのまま使用した上で、全ての画像にそれぞれモニター上だと「ここまでいくとやりすぎだ」と思えてしまうギリギリアウトのレベルのコントラスト、彩度、そしてアンシャープマスクをかけて、各ページに掲載する画像を「なんだかグゴッ(劇画っぽい)、ギトッ(脂っこい)、ガリッ(カリッを通り越して)とした画像だ」ってなことがしっかりとわかる下品なレベルに仕上げて印刷に出しました。

で、出来上がってきた作品を見たんですが、いずれもビンゴのヒット率!ってなもんで、いろいろな意味で丁度いい感じ仕上がってきました。画質の追求について、サイト上でここまで言及しているある意味本格的なフォトブックがこれだけ安いんですから、改めて「これが500円なんて信じられない!」って思った次第。

これらの加工の蘊蓄については(上記のとおり)相当マニアックな印象を受けますし、フォトショップを使えない人や画像加工など思いもよらない人、あるいはdpiってのが何なのか分からないような人々には手も足も出ないようにも思えますが、実際のところはそうでもありません。このアルバムを作成・編集・発注するパソコン版アプリには最初からこれら画像加工の機能が付いていますので、適正な大きさの画像さえ選んでくれば、誰でもそれなりのクオリティのものに仕上げることは可能になってます。(ただ、作成する側の顧客がサイト上にある説明すら理解できないくらいの低レベルだとどうにもならんけど・・・)

上がってきた冊子を見ると、印画紙が汎用のマットコート紙(ニューエイジ)なので360dpiレベルの高解像度にあるかどうかまではぶっちゃけ判断付きかねますが、300dpiくらいは間違いなく出ていそうです。(270dpiのMyBookよりディテールが上ですから。)あと、印画紙の厚さがはがきの半分くらいしかないものなので、62ページもあるにしては相当薄い冊子に仕上がってます。とはいっても、もちろん強度的には許容範囲内ですがね。

とにかくL版プリントの1.4倍くらいの大きさのページが62枚(面積的にトータルでL版90枚分)もあって500円なんですから、こりゃすごいコスパです。みんな、一度やってみたらいいよ。

んじゃ。

  1. 2013/11/19(火) 23:30:47|
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5DのAFとシャッター

5Dでシャッターを切る瞬間、被写体に張り付いていたAFがスッと逃げてしまう現象が出るようになりました。それも少しじゃなくて大きく逃げちゃって、画像を見るとボッケボケで何を撮っているんだか判別不能なくらい。もう寿命なんですかね?

AIサーボで被写体を追いかけていて、間違いなくフォーカスが来ているというのに、どうしてもシャッターが切れなくなる現象が出るようになりました。これが出ちゃうとシャッター半押しを止めない限り、二度とシャッターは切れません。もう寿命なんですかね?

このカメラを購入してからはや8年。もともとスポーツを撮るのに不向きなカメラだというのに、そっちばっかり何万枚も撮り続けてきちゃいましたからね。いい加減、疲れてきちゃったのかもしれません。人間で言う老衰って感じでしょうか。本当ならとっとと5D3に買い替えるはずだったんですが、今となっては貧乏すぎて買うこともままならず、ちょいと困ってる状態です。さあ、どうしましょ。

んじゃ。

  1. 2013/07/16(火) 22:50:14|
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APO50-500mm評価(その2)

今日は画質ではなく、ズーム機能の評価をしてみます。

晴天順光でありさえすればこのレンズがズーム全域にわたって相当高いレベルの描写を見せることは前回ご説明申しあげたとおりですが、これはこのレンズ単体で2,500枚、サンヨンと比較して5,000枚くらいの撮影経験を積むことで得られた感覚なので、まず間違いないと思います。

サッカーのスライドショー素材撮影用にこの「10倍ズーム」という機能はまさに打ってつけで、自分がゴール裏にいようがサイドライン脇にいようが、前後半80~90分の間に様々な焦点距離を満遍なく使用します。ピッチ全体を駆け回る選手を追いかける際、おいらの撮影における右手ってのはほとんどシャッターを押すためだけにのみ存在しておりまして、固定していない自由雲台ごとカメラとレンズを下支えしながら、相変わらずクソ重たいズームリングを指先でにグリグリ回しながらカメラを振り回し続ける。こういうタフな作業は左手が受け持っています。

そんなわけで、撮影が終わる度に左手はほぼ例外なくビリビリして熱をもっておりまして、「これ以上撮るのは無理」とおいらに訴えかけてきます。それくらい左手は疲労しているんですけど、このレンズったら使い込んでもズームリングが軽くなる気配はほとんどありません。レンズを下に向けるとズリズリと勝手に伸びてくるようにはなっているんですが、なぜかズームリングは重いまま。他のズームレンズみたいに指先で軽く回せるくらいになるといいんですけどね。そこまで軽くなるのはいつになることやら。

んじゃ。

  1. 2013/07/13(土) 00:13:29|
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APO50-500mm評価(その1)

APO50-500mmを購入してからサッカー撮影に9回出動しています。うち4回はこのレンズ、4回はサンヨン、そして残りの1回は前後半を両者で分けあって撮影しました。この経験から相当量の知見が得られましたので、ここに書き留めておきます。

まずこの10倍ズームの画質について、順光で撮る限りサンヨンと遜色ありません。いや、ホンマ、遜色ありません。各画像を画素数的に200万画素レベル(1920x1080)にまで圧縮するフルハイビジョンスライドショーなんぞに仕上げちゃうと、両者の画像には根本的な画質の優劣は認められず、鑑賞に当たって違いなんぞ分かりゃしません。

もちろんこのレンズでは300mmF4のボケは出せませんし、サンヨンをF8にまで絞ったときのあの超絶的深みは表現できません。ただ、それでもまあ、ぶっちゃけ、双方ともに200万画素レベルに圧縮して比較するならその違いなんぞ屁みたいなもんです。

そう言い切れるほど、このレンズの性質(たち)の良さは際立っています。特にテレ端での色収差の補正っぷりは出色で、ズーム特有のあの妙に歯がゆい感じのモコモコ感(←この感じって分かりますか?)が微塵も感じられません。結果として、300mmでは短いような被写体を撮る際、例えば片方のゴール裏から向こうサイドのゴール前の攻防を撮って(推定撮影距離70~80m)1920x1080に等倍で切り出すような場合には、ほとんどのケースでこの500mm画像の方がサンヨン300mmよりも綺麗に撮ることが出来ます。

一方、L単サンヨンの名誉のために言っておきますが、センターラインからペナルティエリア前くらいにいる選手をF8まで絞って撮った画像はあまりにもずば抜けちゃってまして、これだけの画像をこのズームでは逆立ちしたって撮れません。ISO200~400、曇天夕方などだとISO800くらいまで感度を上げることもありましたが、サンヨンをF8近辺にまで絞って撮った画像ってのは、同じレンズを使い低感度ISO100をベースとしてF4~F5.6で撮った画像よりも間違いなく綺麗です。やっぱこのレンズ、2段絞ったF8が神領域ってことッス。

 ●同じ露出でも、
   - ISO100 F4.0よりISO200 F5.6の方が美しい。
   - ISO200 F5.6よりISO400 F8.0の方が美しい。
   - ISO800 F11よりISO400 F8.0の方が美しい。
 ●Lの画質を堪能したければ、とにかくF8で撮る。
 ●光が安定していれば、サッカーをAv(絞り優先)F8.0で撮るのも有力。

さて、話をこの高倍率ズームへと戻しますが、順光ではこれだけの描写力を見せていたこのレンズも、光の環境を順光→斜光→逆光と変えていくと、画質はみるみるうちに劣化していきます。その劣化の度合いはサンヨンを遥かに上回るもので、解像感の劣化に加えてフォーカスにも問題が出てきます。(つーか、フォーカスに問題が出てくるからこそ解像感が劣化していくのかもしれませんけど。)

もうちょっと具体的に言うと、コントラストが得られない被写体だとフォーカスがビシッと来ていないようなボンヤリした画像の割合が増えていきます。これ、開放F値が低くてAFが働きにくいせいとしか言いようがないのですが、斜光が酷い状態からこの症状が露骨に出始めますので、完全逆光(←おいらはまだ経験していません)なんかになると、もしかするととっても悲惨な状態になるのかもしれません。おそらく、曇天・雨天等の悪天候も然りでしょう。

逆光時の画質レベルって、UVフィルターつけてRAW現像時に覆い焼いてみるとよくわかります。UVフィルターを装着したサンヨンのRAW画像を覆い焼きしますとプレーをする選手の生き生きとした表情が見事に甦りますが、このズームの画像は覆い焼くとボソボソした感じになるだけで、大して改善致しません。

てことで、やはりこのレンズ、基本的に晴れた日の順光条件での撮影に限定すべきかと思ってます。逆に言うなら、晴天の順光撮影ならばこのレンズが第一選択ってことになります。同等の画質で画角が変えられるメリットってのは計り知れませんからね。よほどのことがない限りはこいつを使います。とにかく重たいんで、撮影の度に手首が死ぬんですけど、背に腹は代えられねえってことで。

それ以外はサンヨンですね。過酷条件では何かと機動力も必要となってきますので、サンヨンを手持ちで撮る。とにかくサッカー撮影ってやつは、前半順光なら後半は逆光になるのが基本ですからね。前回は初めて前後半でレンズを入れ替えてみましたが、これがまたなかなかいい感じでした。今後はこのスタイルでいこうかと思います。

あと、先ほどどさくさまぎれに逆光時のUVフィルターの効果について触れましたが、このフィルターをつけようがつけまいが、順光時にはな~んにも変りゃしません。ただ、それが逆光となると一変し、確実に効果が出てきます。もちろん、理屈が頭の中にちゃんと収まっている人の中には「こんなフィルター使わなくたってローパスフィルターで紫外線は除去されているはず」と考える人も多いかとは存じますが、本当のところはどうもそうでもないみたいッス。夏場の強烈な逆光を相手にすると、5Dのローパスだけでは紫外線が取りきれないってことなんじゃないでしょうか。とにかく5D+サンヨン逆光撮影時に画質が確実に違いますからね。そう信じる以外にありません。

また、おいらのブタ勘によりますと、この10倍ズームのメリットを享受できるのは5Dならではで、5D3じゃダメなような気がします。普通に考えるなら、10倍ズームの解像力なんてたかが知れているはずですからね。レンズとセンサーとの組み合わせの妙で決まる”解像度”がこのレンズで優れているように見えるってのは、やはり5Dのドットピッチだからこそなんであって、これよりドットピッチが狭くなる他のカメラだと加速度的に悪化するような・・・・そんなレンズをこれまで散々見てきましたからね。

遠い将来5D3を入手したなら、なんとかちゃんと写ることを祈りながら試してはみますが・・・・・でもね~、5Dとこのレンズとの組み合わせが土俵際ギリギリの奇跡の相性ってことなんだと思いますよ、やっぱり。

んじゃ。

  1. 2013/07/10(水) 22:26:13|
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重いレンズ

APO50-500mmを使ってみてわかったことがあります。おいら、以前にヨンニッパを欲しがったりしてましたが、今では全然欲しくなくなりました。それに、先走ってもし買っていたら超困っていたかと思います。

APO50-500mmって2kg近くあり、サンヨンより1kg近く重いッス。んでもって、こいつを固定ネジをフリーにした自由雲台+一脚で支えるんですけど、サンヨンなら何にも問題なかったのに、このレンズで同じことをするとあっという間に手首が死にまする。1kg増えただけでこうまで違うのかって感じ。もちろんこのレンズがクソ重たいズームリングを持ったズームレンズだってこともあるんですが、ズームを使用しなくたってスライドショーの材料として遠近、左右を問わずひたすら撮り続ける宿命を負っていますから、前後半ずっと自由雲台ごと手首で支えながら縦横にレンズを振り回し続けなければならない。それがとにかく堪えるッス。

写真趣味を持っている方々が通常志向する写真撮影ならば、こんなことにはなりゃしません。自由雲台なんぞ使わずに望遠レンズを一脚に直付けして、撮影に好都合な距離の好都合なプレーを撮ればいいだけですからね。Jのゴール裏に陣取っているプレスのカメラマンなどはみんなそうしてるし、高校サッカーを撮るおいらのすぐ近くでカメラを構えているアマチュアカメラマンだって皆同じ。こうしたここぞというときだけカメラを構えて撮影している人々には、試合中は常時カメラを構え続け、ちょこまかと撮影位置を調整しながらシャッターを押し続けなければならないおいらの苦しみなんて分かるわけがないような気がします。

って、「知らんがな、そんなこと」って言われること請け合いのこんなしょうもない愚痴を垂れるのが本意ではありません。

とにかくね、重いレンズを使ってみて、スライドショーの材料撮影ってことだと、その重さが故にヨンニッパは機能しない可能性が非常に高いことが分かったんです。画質的にみて「一回でいいからヨンニッパで撮ってみたい」という欲求はもちろん残っておりますが、とにかく重すぎますからスライドショー用途での常用は無理。そう気付いちゃったら物欲はますます萎(しぼ)んでいきました。重さって重要なんですね。

んじゃ、そういうことで。

  1. 2013/05/26(日) 20:48:07|
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UVフィルター

おまけUVフィルターを装着したAPO 50-500mmを使用してみて、少なくとも望遠域でのUVフィルターの効果は確認できたような気になっています。しょうがねえから、フィルターの適用を順次拡大していこうと思います。まずは67mm径のフィルターを買うところから。

フィルター径が67mmであるEF70-200mmF4L ISや標準ズームのA09。これまでさんざん使い倒してきたレンズにUVフィルター装着して、いろいろな条件を試してみます。他のレンズならいざ知らず、これらのレンズならば何十枚か撮りさえすれば新たに装着したフィルターの効果などすぐわかると思いますんでね。そもそもデジカメで本当に効果なんぞあるのかいなってところから、本当に望遠しか効果がないのか、絞りとの関係、感度との関係、逆光によるレンズ内での光の暴れっぷり等々、調べたいことはことごとく試してみようかと思ってますです。

もしこれで少しでも効果が追認できるならば、サンヨン用として77mm径のも買っちゃいまする。万が一、中望遠域でも使えるなんてことになっちゃったら、58mmにまで手を伸ばします。EF85mmF1.8、EF50mmF1.4、あるいはX50の付録標準ズームも58mm径だし。1,000円ちょっとで買えるってのもいい感じですからね。ああそうだ、その前にEF200mmF2.8L用の72mm径のも必要ですね。

67mmでは最初にKiss X50+EF70-200mmF4L ISを試してみます。ドットピッチの狭いカメラでは効果が認められないような気もしますがね。(←何の根拠もありませんが、意外とこういう直感って当たっちゃうんだよな、おいらの場合。)世間一般で「UVフィルターなどデジカメには無意味」って言われているのは、普通の人が使ってるのが「ドットピッチ激狭APS-Cカメラ+標準ズームだから」、即ち、「望遠レンズじゃねえ上にカメラが5Dじゃないから」でしょ、たぶん。5D以外のカメラだと・・・5D3でもダメなんだろうな、きっと・・・・。

って、ま、そのうち包括的な知見が得られましたら偉そうにご報告申し上げますので、もう少々お待ちください。

んじゃ。

  1. 2013/05/13(月) 20:58:35|
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APO 50-500mm

標記のレンズを購入して以降、満足に使う機会もないまま時は流れ、いつの間にやら1ヶ月以上が経過してしまいました。が、GWに入ってようやくインターハイの予選が始まってくれましたので、早速持ち出して撮影して参りました。天候はピーカン。前日に雨が降って空気は澄んでおりまして、絶好の撮影日和です。さて、おまけのUVフィルターを装着したこのレンズ、いったいどんな描写を見せてくれるのでしょうか・・・・

・・・なんて回りくどい書き出しをしてしまいましたが、焦れったいのでとっとと結論から申し上げますと、このレンズったらとてつもなく使えます。

え~っと、まずはいきなり画質の総評から行きますが、「べらぼうに良好」です。同じ絞り値ならサンヨンの方が画質は上ですけど、その差は驚くほどの僅差って感じで、このレンズのF6.3開放はサンヨンのF4開放よりもまず間違いなく綺麗です。もちろん、用いたカメラが5D2でも5D3でもなく5Dだったってところがものすごく効いているんだとは思いますが、それにしたってこの程度の価格のこれほどの高倍率ズームだってのに、この図抜けた解像感ってなんなん?驚く以外にありません。

購入前にみたネット上でのこのレンズの評価ですが、「テレ端500mmだと絞り開放は緩い」とかいわれてました。が、無限遠近くにあるような遠い被写体だとどうなるかはわかりませんけど、サッカーのゴール裏から向こう側のゴール前の選手を撮るくらいなら開放で全然OKです。サンヨンで撮ってトリミングするよりも、こいつの500mm開放画質の方が明らかにいいッス。午前中の澄んだ空気の中で、順光(からせいぜい斜光まで)で撮ることができたってことも幸いしたんだと思います。

もしかするとほとんど意味ないと思われていたUVフィルターも「ローパスでは取り切れないような紫外線を完全に除去する」という意味で効いているのかもしれません。とにかく、そうでも考えなければ説明がつかないくらい、このズームは高画質です。先走りすぎかもしれませんが、サンヨンやEF70-200mmF4L ISにもUVフィルターつけてみます。画質が上がるかもしれませんしね。

色のりもべらぼうにいい一方、色収差は出ていません。サッカー撮るのに大丈夫かと心配されたフォーカスのスピードや利きにも全く問題はありません。

弱点としては、まず歪曲収差が出ます。特にテレ側の糸巻型収差などは誰もがすぐわかるくらいに出ています。これ、気になる人は気になるかもしれません。ただまあ、おいらは樽型収差は反吐が出るほど嫌いですが、糸巻型収差はそれほど気にならない体質なので、このレンズはおいら的にはOKです。

他の弱点といえば、2kgもあるので重い上に、ズームリングまで相当重いッス。従いまして、通常の写真撮影ならともかく、ピッチの右から左、奥から手前までを満遍なく且つ超短時間でカバーしていかなければならないスライドショー材料目的の撮影なんてのは、一脚を使ってても相当厳しいッス。実際、撮ってて初めてだもん、こんなに辛かったの。せめてズームリングさえ軽ければ実用に耐えるかと思いますので、今、暇さえあればズームリングをグリングリン回して馴染ませていくという不毛な活動を継続中。

ま、とにかく、おいらったらこのレンズを相当気に入りましたので、今後も悪天候とか逆光条件、UVフィルターなしとかAPS-Cでどうなるかなんて命題を抱えて、少しずつ試していこうかと思います。

んじゃ。

  1. 2013/05/04(土) 22:26:51|
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妙なチョイス その3

妙なチョイスシリーズの最後に、過去買おうかと思っていた2つのアイテムについて触れます。

まずはあれだけ欲しがっていたヨンニッパですが、奇跡の1枚を撮るためのアイテムとして最高だとする評価は変わりません。ただ、スライドショーの材料撮影用としてはどうでしょうか。

選手がフレームアウトを起こすゴール前などでは、前者としては文句なく機能するでしょうが、後者のスライドショー目的では訳が分からない材料を量産することになります。そんなとき、「5D3ヨンニッパから70-200mmを装着した5Dに持ちかえる」とか出来るような腕があるならいいんですけど、こちとら、あれだけ目まぐるしい攻守の切り替えに応じて瞬時にカメラを持ちかえるられるほどプロフェッショナルでもないし・・・・・そもそも、よく考えてみれば100万円もかけてこたろを撮ってもしょうがねえんじゃね?

・・・・てことで、ここにきてヨンニッパへの物欲はほとんど消え去ってしまいました。(って、本当は5D3ですら買えなくなっちゃったくらい貧乏をこじらせてるだけなんだけどね。)ふ~、やれやれ。今後、「やっぱ、ちゃんとした”写真”が撮りたい」とか言い出したりなんかしてこの欲求が復活してきたりすると貧乏との狭間で発狂しかねないので、そうならないことを心から祈っているところであります。

もう一つはミラーレス。以前このブログにも書いたようにソニーのNEX-5RYのダブルズームキットを買おうかどうしようかと考えてましたが、やっぱこれ、買いません。なぜかっちゅーとね、原点に立ち返ってみてバカバカしくなったからです。

もともと胸ポケットに入るようなお気楽に持ち出せるコンデジが欲しいというニーズから始まったというのに、いつの間にやらいつものように画質を追求し始め、どうせ買うなら望遠域もカバーしたいなどと次第に要求がエスカレートしていって、結局何のために買うんだかわからんようなチョイスになっちゃいましたから。こんなもん、胸ポケットに入らねえっつーの。

胸ポケットに入るという範疇で買うとしたらやっぱEOS M+パンケーキレンズですかね。と申しましても、こいつはコンデジじゃなくて一眼レフのミラーレス。パンケーキだろうがなんだろうがどうしても厚みが出ちゃいますから、ぶっちゃけ胸ポケットに物理的には入っても実用に耐えるかどうかはちょいとビミョ~なんですが、ま、これくらいがギリギリ許容範囲ってことで良しとしちゃいます。

それと今、キャッシュバックキャンペーンとかいうのをやっていて、EOS M本体にパンケーキレンズと標準ズームばかりでなくEFレンズのアダプターや外付けストロボまで付いたダブルレンズキットとかいうのが実質4万円台で買えますから、こりゃどう考えてもお買い得ッス。あと、EFレンズと同じマウントって結構使えるかもしれません。いろいろ撮影状況について考察を加えていくと、そんな風に考えるようになりました。普段はパンケーキ使うにしてもね。

というわけで、買うんならこいつなんだけど、お金がないから様子見ってところッス。ま、以前にも申し上げましたとおり、おいらはお遊びデジカメ購買ラインを”4万円”と決めておりますので、キャッシュバック後の実質購入価格がこれを切ったら真剣に考えるのかもね。・・・今日時点であと2千円を切ってるけど。・・・・ん?これ、バカみたいに安くね?

んじゃ。

  1. 2013/03/26(火) 21:47:57|
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UVフィルター

先日購入したシグマ50-500mmなんですが、UVフィルターがおまけで付いてきました。何たってこのレンズったら径が95mmもありますので、このフィルターを単品で買おうとすると1万円くらいするみたいなんですが、このおまけキャンペーンによりそれが実質3千円くらいに収まっているようです(フィルターがおまけに付く以前と付いて以降との価格差が3千円)。要するに、UVフィルターを買うことを前提とするなら7千円お得、UVフィルターなんぞいらないという人にとっては3千円の損、ということッス。

で、まあ3千円だか7千円だかは知りませんけど、その肝心のUVカット機能ってどんなもんなんでしょうか?

昔々のその昔、銀塩時代における紫外線ってのは”画質”、特にポジの画質に悪影響を及ぼす極道一番星みたいな存在だったようです。それがデジタル時代になって一変。「紫外線はデジカメのセンサーについているローパスフィルターでカットされるため、UVフィルターの出る幕はなくなった」とするのが通り相場になっているようです。要するにこのUVフィルター、「今となっては廃れた存在」ってことですね。画質面から物申す限り、こりゃその通りなんじゃないかと思います。

一方、このフィルターの別の目的として「レンズの前玉保護」を挙げる人もおります。転倒したり落としたり、はたまた飛び石とかゴミのふき取り作業等々でレンズの前玉に傷が入ることがありますが、それを防ぐ目的での使用ってことです。世の中にはもともとNDフィルターというこの目的のために生まれたフィルターもあるにはあるのですが、前玉保護に紫外線除去という追加の機能も得られるメリット(?)をも考慮してのことなのか、UVフィルターをこの目的で使用している人もいらっしゃるようです。

ただ、ぶっちゃけ言って前玉の傷ってよほど大きくない限りは画質には影響しませんし、逆光になると光がレンズとフィルターとの間で暴れるってこともあって、結局のところ「投資に見合わない」「百害あって一利なし」とする人の方がずっと多いようです。おいら自身も、20年もの写真歴の中で「レンズに保護フィルターを付けておけばよかった」なんて後悔するようなことは一度たりともありませんでしたので、これまたその通りかと思います。

んじゃ、結局のところ「UVフィルターなんぞ要らね」って結論に落ち着くのかっつーと、実はそんなことありません。みんな気づいてもいないようですが、医学を極めた天才のおいらはちゃんとこのUVフィルターの存在価値を認めています。デジタル時代におけるこのフィルターの本当の意義、それは「撮影者の目の保護」です。

前にも書きました通り、サッカーの試合前後半を合わせて80~90分もの間、おいらはず~~~~~~っと途切れることなくファインダーをのぞき続けています。(←アホすぎる?)これって”スライドショーの材料集め”という銀塩時代にはあり得なかったおいら固有の撮影スタイルによるものですけど、とにかくそんなことをしてるとね、紫外線による目の疲労が分かるんですよ。

言うまでもないことですが、レンズというのは光を集める構造をしております。ファインダーをのぞいている間は肉眼でいるよりも強い光に暴露されてしまう。そんなところに持ってきて、特にギラギラした逆光条件、それも照り返し100%の人工芝のグラウンドなどで撮影を続けたりなんかすると、右目がとんでもなく疲労するんです。ちょいと極端に表現しますと、右目だけが日焼けで熱を持ち腫れたような感覚になって、酷いときには見る景色すらも変わる。即ち、世の中が色収差を伴う(プリズムを咬ませたみたいな)二重映像みたいに見えたりします。

「それが防げるならこんな素晴らしいことはない。UVフィルターは必須だ。」

視力が衰える一方のクソジジイ年代に足を突っ込んだ身としては短絡的にそう叫びたいところ。でも、実のところはそう単純でもありません。先ほど申しましたデメリットだってあるからです。目の保護と言う意味でこのフィルターがより機能するはずの紫外線の強い逆光条件などでは、レンズ内で光が暴れる副作用だって酷くなるわけですからね。だからこのUVフィルターに3,000円の価値があるかはビミョ~・・・いや、ホンマ、よく分からないッス。

ま、こんなの、いくら頭で考えてもわかりっこない。とにかく手に入れちゃったんだから、つべこべ言わずに使ってみようと思います。実際に自分で試してみりゃ何らかの知見が得られるでしょう。早速4月から本格的に試してみよっと。

んじゃ。

  1. 2013/03/22(金) 21:01:32|
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妙なチョイス その2

この前の続きです。

次に取りあげたいのは5D3キットです。カメラ単体じゃなくてキットの方。そう、過去あれだけバカにしていたうんこズーム中のうんこズーム、EF24-105mmF4Lを買っちゃおうかどうしようか悩んでいるというわけです。

「価格com最安値が9万7千円のあのうんこズームを6万円台で売ってやるよ。どう?買うかい?」

単体とキットとの差額が6万数千円(価格com最安値の差額)という現状から、5D3を購入しようっていう人ならだれでもそういう命題が与えられた状態になっているっちゅーわけですが、ここんとこ花粉が猛威をふるっていて外出できないためにヒマを持て余しているもんですから、暇つぶしも兼ねておいらもその命題について真摯に取り組んでみました。

まずはこのレンズの超絶的な歪み、特にワイド端で現れる樽型収差ですが、これはいずれもPC上で補正することが可能です。また、あのLレンズとは思えないハチャメチャな色収差。これだってソコソコは修正可能でしょ?となるとですよ、手間を惜しまないことを前提とするなら「収差を修正したときに発生する画質劣化」、これだけが問題となって残ります。

で、この劣化って今までの価値観に従って判断するなら全然無理、つーか、例えば「うまく撮れたらパネルにしちゃおうか」などという可能性まで残しながらひたすらディテールの画質にまでこだわって”写真”を撮影する目的なら全然無理なんでしょうけど、「1920x1080のスライドショーに仕上げる」ことが前提だとどうでしょう。どんな画像も画素数を一桁減らした200万画素の画像へと縮小することが前提・・・・となると話は違ってくる。これなら余裕でOKですよね。やった事ある人ならわかるでしょ、これ。TV画面上でその劣化なんて肉眼で見分けられるわけがありませんから。

というわけで、写真という観点からは言語道断だったあの嵐のような収差も、スライドショーで鑑賞するレベルではさほど問題にならない、という結論に落ち着いちゃったんです。

で、あとは肝心かなめの”このレンズの必要性”についてなんですけど、あれほどコスパの高いタムロンA09(28-75mm)を所有しながら、24-105mmという似たような焦点距離のズームが新たに必要になってくるんでしょうか???・・・・ってこれがね、必要になってくるんです。

おいらったらこのうんこズームを入手したとして、5Dや5D3で使うことはほとんど想定しておりません。そりゃこいつらにうんこズームを装着すると好都合な撮影機会、例えば毎年定例となっている正月の集まりとか某家におけるお食事会とか、そういう撮影機会もなくはないんですが、普段の標準ズームとして常用するのはいちいち補正する必要のないA09の方。このスタンスを覆すほどおいらは愚かじゃありません。

んじゃどうするのかってことになりますが、そうです。APS-CのX50に装着して使用します。APS-Cにフルサイズ用の標準ズームなんて、品川同様、小藪くんに一刀両断されそうですけどね。(笑) それはともかく、X50にくっつけたらこのうんこズームの焦点距離は38-168mm相当になるでしょ?誰が考えても「こりゃなんとも中途半端やな」っていう焦点距離だと思いますが、おいら的にはこれ、全然中途半端じゃないんです。

皆様は高校のグラウンドで行われるサッカーの試合で保護者軍団やら挨拶に来る選手たちを撮ったことはありますか?やってみたことのある人ならすぐに実感できるでしょうが、これってまさにベストマッチの焦点距離なんすよ。X50にA09をつけて45-120mm相当で対応しようとするとワイド端もテレ端もちょいと足りないってことが結構ある。それがきれいに改善されるんですよ。

あとね、その勢いをかって動画を撮ろうと思ってます。試合後の挨拶のみならず、ゴール前のシュートシーンなんかを選んで断続的に撮影する。つーか、おいらはスライドショーの材料集め(写真撮影)に忙しいので、そんなシーンをおかんに撮影してもらう。でもって、おいらの写真と併せて、所々動画を挟んだスライドショーにする。・・・これってとってもよくね?

そんなわけで、おいらは今、とっても悩んじょります。おいら的なこのレンズの価値ってのは、
 ・APS-Cで38-168mm相当という妙な焦点距離に3万円。
 ・24mm超広角画角を手に入れることに7千円。(歪んでるけど)
 ・超音波モーターを効かせて撮る必要性に5千円。(たまにある)
 ・IS+低シャッタースピードで撮る可能性に2千円。(あまりない)
 ・曲がりなりにもLを標榜するクオリティに各要素×1.5倍。
って感じでしょうか。これを計算すると
 (3万円+7千円+5千円+2千円)×1.5=6万6千円
ということになります。まあギリギリ購入検討に値するかなってところでしょうか。ぶっちゃけ、今のおいらは買っても買わなくてもどっちでもいいやってくらいの感覚なんですけどね。ま、この辺はもう少し悩んでみることにします。

ちなみに、前にもちょっと触れましたが、もしこいつを7万円台で買いたい人がいらっしゃいましたら、この権利はあっさりとお譲り致します。おいらとしてはこんなうんこズームを買うより現在26万円台に戻っちゃった5D3単体の実質購入価格を少しでも25万円に近づける方がずっとずっと重要なもんですからね。これ読んでるあんた、どうよ?8万円くらいで売られているヤフオクより安いし、問題あったらおいら経由で調整も可能だし、みんな幸せってことで文句ないでしょ?(←これ、本ブログ読者約2名様への呼びかけです。・・・たったの2名・・・・・)

そうそう、先日の妙なチョイス50-500mmですが、ついにポチっちゃいました。来月早々から本格使用に供します。気になる使用感については追々お知らせいたしますので、しばしお待ちを。

でもって、ゆたろの入学金やら学費やら入学式用のスーツやら大学で使うというノートPCやら、ついでにこたろの学ラン・体操着一式やら現地通学用チャリやら、はたまた両者の定期代やらこの50-500mm等々、調子に乗ってガンガン買ってたら、見事に銀行口座が破裂しました。おかげさまでキットどころか5D3単体ですら買えません。さて、どうしようかなっと。

んじゃ。

  1. 2013/03/20(水) 16:13:08|
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妙なチョイス その1

新たに購入しようとしているカメラ・レンズについて、今、以前のおいらからは考えられないようなチョイスをしようとしています。

まず、今すぐ買いそうな勢いなのがシグマのAPO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMってやつ。巷では「10倍ズーム」などというネーミングでも呼ばれてたりするんでしょうかね、これ。昔から「ズーム比が高い=画質が悪い」「重い高倍率ズームなんて、使い道がない」などと言いながら一笑に付す対象でしかなかったこのレンズですが、自分の撮影スタイルをよくよく振り返ってみて、その価値観を一変させました。「おいらの撮影事情にばっちりフィットするレンズってこれしかないんじゃないか」と。

その昔おいら自らが公言していたことでもありますが、普通のカメラマンのように1枚の写真作品を追いかけるような撮り方をするなら、こんなレンズ、な~んにも必要ありません。もともと中望遠・望遠系のLレンズが3本ありますしね。こいつらはLレンズの中では安物ではありますが、腐ってもL。この10倍ズームよりは間違いなく画質は上ですから。でもね、おいらったらこの数年というもの、一度たりとも”1枚のすごい写真”なんか撮ろうとしてなかったんですわ。

んじゃ何を撮っているのか・・・・おいらがいつも撮っているのは、サッカーのスライドショー用の素材です。写真じゃなくて素材なんスよ。それ以上でもそれ以下でもない、そのまま1枚の写真として使用することのないただの材料です。こんな撮り方をスタンダードにしている素人って、おそらくおいらが日本で唯一なんじゃないでしょうか。

とにかく試合開始から試合終了までずっとファインダーをのぞきっぱなしで、ボールと絡んでいる味方選手をコンスタントに撮り続けます。一口にコンスタントと申しましても、ゴール前などで盛り上がるシーンには連写したりもしますし、後方でのただのボール回しなどではほとんどシャッターを押さないなんてこともありますのでその頻度に濃淡はありますが、とにかく平均すると1分間に5~6枚くらいのペースで撮り続けるんです。

また、カメラは常に横位置で、滅多なことでは縦位置にはしません。縦位置にするのは横位置だと顔面しか入らないくらい被写体が近づいたとき。サンヨン等の単焦点を持っていて、すぐ目の前に選手がなだれ込んで来たようなときにまれに縦位置にするくらいで、それ以外はとにかく横位置でひたすら撮り続けます。

でもって、シャッターを押す際には必ずボールを入れます。更には、基本的に全身を撮る。近づきすぎてバストアップの写真しか撮れないようなことももちろんありますが、そういう写真が連続しないように気をつけます。そうしないとね、肝心なゲームの流れが分からないからです。写真だと、寄りに寄った方が迫力のある写真が撮れるでしょ。そんなこた思いっきり分かってるっちゅーのに、それを全くしない。・・・ほら、こういうところは普通のカメラマンの狙いとは真逆でしょ?

で、そんなふうにして1試合当たり400~500枚撮った画像をSILKYPIXで16:9の比にトリミング・現像し、これを並べてその上から経過時間やスコアを常時表示させ、選手紹介やゴールシーンなどに少し脚色を加えた後、音楽を選択し入れ込んで完成します。

画像として必要な大きさはフルハイビジョンの1920x1080なので、スライドショーの作成時点でほとんどの画像は縮小されます。どんな画像だって縮小すればそれなりに美しくなりますから、これ即ち、オリジナルの画質はさほどのレベルを必要としない、写真で追求するように等倍レベルで美しい必要性があまりないのです。また、いつも撮っている300mm単焦点では、遠くの被写体(「味方のゴール前」であることがほとんど)は1920x1080等倍トリミング画像になりますし、近くの被写体ではほぼ例外なく選手がフレームアウトするため、トリミングなしの3:2のままで使用するのが普通でした。

これを50-500mmに持ち替えたとするとどうなるでしょうか。

まず、現場でズームを駆使することにより、トリミングで切り捨てる量が減ります。たまに70-200mmに1.4xのエクステンダーをつけて撮ることがあるんですけど(撮る位置がセンターライン付近にしか確保できないような場合とか)、そういうときのトリミング量は確実に減りますからね。場合に応じてズーミングさせながら撮るわけですから、当たり前っちゃー当たり前なんですけどね。・・・ま、それはともかく、

「トリミング量が減る → 元画像が大きく保てる → 1920x1080に縮小をかけた時により美しく仕上がる」

てなわけですから、被写体がしょっちゅう近づいたり遠ざかったりするサッカー撮影の事情を鑑みると、スライドショー材料収集目的でのズームレンズの使用ってのは、レンズの解像度の低さを補って余りある環境にあることがご理解いただけるかと存じます。

更に、これまで300mm単焦点では撮影を端(はな)から諦めてしまうようなシーン、例えばゴール前の混戦やら試合前後に整列して挨拶をする選手たち、はたまた自分のすぐ横で応援に精を出している保護者・OB軍団などについても、寄ったり引いたりしながら何の問題もなく撮ることができちゃうんですよ。このように、スライドショーの素材として撮るサッカーって、ワイド端が50mmから始まるズームってものの強みが思い切り発揮できる環境っってことになるわけです。

レンズ本来の持つ画質に注目してみますと、このレンズは絞り開放での解像度がだいぶ落ちるとのことなので、もともと暗いレンズではありますが、そこから更に一段絞る予定ッス。撮影時の絞り値はF8とかF9.1とかになりますが、ここはもうそういうもんだと割り切って使用する以外にありません。このようにこれだけの暗さを享受せざるを得ない一方、シャッタースピードを落とすわけにはいきませんので、適正露出を保つためにはISO感度を上げて対応するしかない。

ただ、この弱点も5D3があればそれほどの弱点ではなくなります。写真ならともかく、スライドショーのために縮小変換した後の画質を比較するなら、5D3ってISO1600くらいまでISO100との違いがよく分からないくらいですからね。よほど暗い曇天、雨天でもない限り何の問題ないように思います。

てなわけでこの50-500mm、フィルターがおまけに付く3月中には購入しようと考えています。どう、驚いた?

ではまた。次の”妙なチョイス”については次回ってことで。

んじゃ

  1. 2013/03/11(月) 22:01:37|
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